タイトル:思考を深め、言葉を磨く。
講師:梅田悟司(株式会社電通コピーライター・コンセプター)
日時:2017/10/06(金) 18:30~20:30
場所:慶応大阪シティキャンパス(サテライトLIVE放送)
2017年後期の夕学講座が始まりました。すでに何回かされているようですが、私のほうは後期は初めての参加です。
前期も何回か参加しておりましたが、レポートができておりませんでした。今回はレポートしていきたいと思います。
さて、梅田さんの直近の仕事は、ジョージア「世界は誰かの仕事でできている」等、聞けば「へぇ~」という作品を連発されています。
本日の内容ですが、こちらに書かれていることを、よりコンパクトに、切れ味鋭く説明してくれました。
こちらにそって補足があればしてきましょう。
No.1 「言葉にできない」ことは、「考えていない」のと同じである。
セミナー中もおっしゃってました、「言葉は思考の上澄みにしか過ぎない」と。つまり、「思考なくして言葉なし」ということですね。
No.2 考えているのではない。「内なる言葉」を発しているのだ。
「内なる言葉」をキャッチできるかどうか、しっかりキャッチしていけるようになることが第一歩だと。
解像度とは、「密度」「深さ」ということです。
「課題」を与えられ、T字型思考のワークショップを行いました。
内なる言葉の「語彙力」は、外に向かう言葉のタネになる。
言葉にできる = 自分を知る
≒ 思考性を把握する
≒ 内なる言葉の「解像度」を高める
そして、最後に次のようなメッセージがありました。
「本気でものを言うつもりなら、言葉を飾る必要があろうか」
(ゲーテ/小説家・政治家)
深いです・・・この言葉。本気の言葉は、削ぎにそがれた切れ味鋭いもので本質を突いた飾りのないもの・・・そのようなことをゲーテは言いたかったのでしょうか。どんな場面でこの言葉がでてきたのかなど・・・もっといろいろと勉強したいし、私もいつか、そんな言葉を発したいと思いました。