先日、とあるスピーチでこの名言を聞きました。
非常に含蓄があり、「愛」だけでなくいろいろなものに適応できるものだと思いました。
愛は、お互いを見つめ合うことではなく、ともに同じ方向を見つめることである。
Love does not consist in gazing at each other, but in looking together in the same direction. |
たとえば、「企業のブランド」です。
「ブランド」は、お互いを見つめ合うことではなく、ともに同じ方向を見つめることである。
少しわかりにくくなっているかもしれませんが、例えば、ここ最近起こっている不祥事。ほぼすべて社内隠蔽に関することだと思いますが、この「お互いに見つめ合うこと」というように見つめ合っていると、内向きになって不祥事の隠蔽に走ってしまうような気がするのです。でも企業としての大義であったりコンプライアンスという観点・・・それが「同じ方向」という部分になると思いますが、それがあれば不祥事は事前に防げたのではないだろうかと考えます。
そううまくはいかないのでしょうけど、この言葉の本質的なところを捉えて、今後の人生に役立てていきたいものです。