著者:土井英司
内容(「BOOK」データベースより)
ダイエットもビジネスと思えば、目指すは最小の投資で最大の利益だ。このエグゼクティブ・ダイエットは、あなたのビジネス力を高めるダイエットでもある。 著者について 土井英司(どい・えいじ)●出版マーケティングコンサルタント/日刊書評メールマガジン「ビジネスブックマラソン」編集長。1974年生まれ。慶應義塾大学総合政策学部卒業。日経ホーム出版社(現・日経BP社)を経て、2000年にAmazon.co.jp立ち上げに参画。数々のベストセラーを仕掛け、「カリスマバイヤー」と呼ばれる。2004年、エリエス・ブック・コンサルティング設立。数々の著者のプロデュースを手掛け、毎年10万部超のベストセラーを連発。2011年にはミリオンセラー『人生がときめく片づけの魔法』も手掛けた。2004年7月よりメールマガジン「ビジネスブックマラソン」を日刊で発行、1日も休まない卓抜なビジネス書評が支持され、読者数6万人に迫るメディアに成長した。自己表現に関するセミナーや作家養成コースも毎回満員御礼の人気。著書に『一流の人は、本のどこに線を引いているのか』(サンマーク出版)などがある。http://eliesbook.co.jp |
ゴール
1.資産としての時間のロスを最小限とし、最大限の効果を上げること
2.やせる前よりもさらにエネルギッシュになる
特に男性の場合、エネルギッシュであることは、男性ホルモンの代表「テストステロン」が深く関わっている。テストステロンは、骨や筋肉、性機能の維持、血液を作る働き、メタボリックシンドロームの予防、さらには脳の働きなど、その役割は多岐に渡るが、大事なのは男性にとっての精神的な活力につながっていることだ。(p.28)
目的は美しい体型、強い身体。だから体重計には乗らない。毎日必ず鏡に身体を映して、お腹のたるみなど体型的なバランスをチェックしよう。(p.30)
食事は野菜→魚・肉の順に食べる。野菜、または海藻類から先に食べると食物繊維によって消化に時間がかかり、血糖値が上がりにくくなるし、また食物繊維をよく噛むことで満腹感も得られやすい。(p.38)
食べる内容は同じでも、食べる順を守ることで急激な血糖値の上昇も抑えられるし、太る原因を遠ざけることができるのだ。(p.38)
筋トレは大きな部位から順にやるのが秘訣だ。人間の身体の筋肉の約7割は下半身にあるので、下半身を鍛えることで最も効率よく痩せられる。中でも効果的なのはスクワットである。スクワットは、大腿四頭筋、大殿筋など下半身の大きな筋肉を同時に鍛える、ダイエット最強の筋トレなのである。(pp.54-55)
筋トレを習慣化させるためには、何かシグナルを決めておくといい。私は、入浴前を筋トレのシグナルとしている。自分の生活のリズムに合っていれば、朝でも夜でもいいし、新聞やメールをチェックした後とか、スーツを脱いだらすぐ始めるとか、習慣化につながるシグナルを工夫しておこう。(p.66)
運動の辛さを軽減するためには、2つの方法がある。1つはテレビを見ながらやること、もう一つは、鏡で自分の姿を見ながらやることだ。(p.67)
1日1食にしろ、1日2食にしろ、大事のなのは、空腹状態に慣れること。われわれが空腹になるとすぐ食べてしまうのは、「今食べないともう食べられないかもしれない」という、狩猟採集時代の本能なのである。じたくにたっぷり食品をストックしてしまうのも同様の本能に基づいている。(p.83)
ビジネスマンなら気づかなければならない。「ひょっとして空腹状態のほうが、仕事のパフォーマンスは上がるのではないか?」と。ここで狩猟採集時代をイメージしてみよう。あなたは今、飢餓状態にあり、目の前に獲物がいる。これを仕留めそこなったら、飢え死にするかもしれない。この方がパフォーマンスが上がるのは当然ではないか?(pp.83-84)
小麦製品について食べる量を制限すれば、血糖値が急激に上がることも避けられる。それでインスリン分泌が抑えられれば、脂肪がつきにくい。つまり、太りにくくなるということも知っておいて欲しい。(p.90)
テストステロンを作るのに重要なのは、亜鉛をとること、アミノ酸を取ること、ビタミンC,D、Eをとることなどが挙げられている。(p.100)
特に男性の場合、気をつけたいものにグレープフルーツがある。グレープフルーツにはテストステロンの効果を弱める方向に働く物質が含まれているからだ。だから、焼酎は飲んでもグレープフルーツ割りなどは避けた方がいい。グレープフルーツジュースとして飲むときも要注意だ。(p.101)
継続できるか、、、やはりそこがポイントですね。最初に挙げられていますが、しっかりゴールを設定して続けたいものです。