ヘンな論文
著者:サンキュータツオ
友人がこれは面白いからと貸してくれました。確かに非常に面白い著作でした。イグノーベル賞というのがありますが、それを探すのも論文があってこそ。人が興味を持つ対象は人それぞれ。万人が気にも留めないことでも研究者が気になってしまえば、それはリサーチ対象になるということですね。(Inobe.Shion) |
内容紹介 最高にムダな知的興奮! 研究者たちの知られざる奮闘をあぶり出す。 珍論文ハンターのサンキュータツオが、人生の貴重な時間の多くを一見無駄な研究に費やしている研究者たちの大まじめな珍論文を、芸人の嗅覚で突っ込みながら解説する、知的エンターテインメント本! 【目次】 内容(「BOOK」データベースより) |
冒頭にも書きましたように、友人から是非面白いから読んでみろと渡されました。
上にあるような13本ですが、どれもこれもドラマがあり、興味深くすぐに読み切れてしまいます。まぁ、興味深い内容でした。また研究者としてはやはり何かしら譲れないところがあって、調べ始めたんでしょう。
本当に非常に興味深い論点の数々。目の付け所がなんとも「そこ⁉」ってやつばかりですが、そういえば幼いこと「なぜ」と思ったこともいくつかあり、童心を思い出しました。
そう考えると、今の私はなんでも決めつけてしまっていて、疑う心が弱くなってきているように思います。
「勉強とは疑うところから始まるもの」というようなことを、きっと誰かが言っていると思います。まさにそこからですし、そのなかで少し奇妙な視点こそがこの「ヘンな論文」なのかと思います。
どうぞ楽しんでください。