著者:チップ・キッド…
原題は“Judge This”。確かにデザインの要素も多いのですが、最近「デザイン」という言葉がビジネスシーンでもブームなので、それに便乗したのかな? いろんなユニークな写真にそれに対してのシュールなコメント、楽しく読めました。 |
内容紹介 明瞭(クリア)か不可解(ミステリアス)か、それが問題だ。何事も第一印象がすべて。その見た目をどう判断し、どうデザインすれば良いだろう? 村上春樹作品(アメリカ版)の装幀でも知られる「世界一有名なブックデザイナー」が導入するのは「! /?」という基準だ。 第一印象に必要なのは、明瞭さ(! )か、不可解さ(?)か、その両方か。ダブルクリップに地下鉄のポスター、 ATMにタバコのパッケージ……身の回りにある様々な実例から、自らのブックデザインへの応用例まで。 明瞭/不可解の尺度で世界の見方を再定義する、デザイン=認識の技術。 「デザインという枠におさまる本でもない。たぶんこの本は『視点』に関わることを伝えるための本だ」 Small books, big ideas. 未来のビジョンを語る。 「第一印象にもとづいて、私たちは物事を判断します。そういうものなんです。ひどい、と思いますか? |
非常に面白い本でした。内容紹介にありますように、
「明瞭(クリア)か不可解(ミステリアス)か、それが問題だ。」
ここに尽きます。
この本を読むのもいいのですが、さすがにTEDブックスですので、TEDをご覧になるといいと思います。
▼2012年の作品
▼2015年の作品
ほかにもTEDブックスシリーズが随時発売されているようなのですが、これが非常におもしろそうなんです。
非常に面白そうなので、また機会があれば読んでみたいと思っています。