テクノロジーがすべてを塗り変える産業地図


テクノロジーがすべてを塗り変える産業地図

著者:泉田 良輔

テクノロジーの現在~未来の様相から職業がどう変わっていくかを考察した書。これから就職しようとしている大学生が読むと視野が広がるとともに、今の自分の視座も客観的に認識できるような気がする。そういった人々に、是非読んでほしい1冊です。(Inobe.Shion)

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内容紹介

10年後、あなたの仕事はどうなるのか? 55歳以下の「逃げ切れない」世代は全員必読! 「電機」「自動車」「銀行」の未来を正確に予測してきたアナリストが、「テクノロジー」を切り口に読み解く、最強の産業・仕事予測。

▼ いま、誰もが知りたい「この先、どうなるの?」

AIやロボットなどのテクノロジーの発展で、人間の仕事が奪われるといわれる中、さまざまな疑問や不安を抱えている人は多い。
そうした人たちの声は、たとえば次のようなものだ。

「これから転職するならどこが狙い目なの?」
「うちの業界は『斜陽産業』だし、どう転換していけばいいのか」
「子どもはどんな仕事を選べばいい?」
「いま調子いい業界でも、先はわからないし不安だ……」
「就活にあたって、将来的によい就職先を考える手がかりがほしい」

▼ 公開情報から、ここまで読み解けるのか!

本書は「産業」や「仕事」に関して多くの人が持つ疑問に対して、公開情報やデータに基づいて「いま何が起きているのか」を把握しようというものである。
しかし、それだけではない。本書が目指しているのは、現状を理解した上で、テクノロジーによって将来起こりうる「産業」と「仕事」の変化を読み解き、その「未来予想図」を描こうとすることだ。

テクノロジーによってこれから起ころうとする変化をより正確に把握するために、「産業」を縦糸、また「仕事」を横糸ととらえ、それらが織りなす布を「未来予想図」に見立て、全体を俯瞰しようとしている。
(「はじめに」より)

▼ 本書で取り上げている主なテーマ

・製造業・小売業・卸売業・情報通信業・銀行業・サービス業など主要産業はこれからどうなる?
・平均給与が高い業界・低い業界はどこか?
・慶應・早稲田の卒業生が数多く就職している会社の特徴
・20代は70代よりも「外出」しなくなっている
・非正規雇用労働者の増加の中心は、実は「55歳以上」
・AI・ロボット導入の影響が大きいのは「雇用市場規模」の大きい産業
・日本でいちばん就業人口が多い産業は何か?
・就業者数が10年前と比べて3割も伸びた産業とは?
・未来の自動車メーカーに一番近いのは「鉄道」?
・利用者数は半減以下なのに台数は1割弱しか減っていないタクシー業界
・テクノロジー活用が進むとオフィスワーカーはどうなるのか? など

・読者ダウンロード特典:「仕事の未来」を見通す生き残りマップ

▼ 本書の目次

第1章 どの「産業」で働くかで年収はおおよそ決まっている
第2章 「AI・ロボット時代」の割に人手不足のニッポン
第3章 テクノロジーで消える産業・仕事は何か
第4章 オフィスワーカーに「苦難の時代」到来
終章 テクノロジーを前に、 われわれはどう生きればいいのか

内容(「BOOK」データベースより)

それぞれの「産業」を縦糸、われわれの「仕事」を横糸として見たとき、それらが織りなす未来像はどんなものなのか?「電機」「自動車」「銀行」の未来を正確に予測してきたアナリストが読み解く「10年後に伸びる会社、消える会社」

テクノロジーの変化によって新たなツールなどが開発され、その使い方が変われば、私たちの仕事そのものが変わる可能性がある。「働き方改革」というと制度ばかりに注目が集まるが、本質はテクノロジーがきかっけではないかと私は考えている。・・・ただ、テクノロジーによって働き方が変わるとして、誰もが幸せになれるのか。これは重要な論点だ。テクノロジーを活用して機械に仕事を任せていけば、人間がこれまで煩わされていた面倒な「作業」から解放され、さらに楽をすることは可能だ。ところが、これは見方を変えれば、人間ができる仕事の一部の領域を機会に譲っていることになる。(p.10)
「テクノロジー」と聞くと、産業の最先端で、限られた目的のために利用されるイメージがあるかもしれない。しかし、より多くの人が接するシーンで活用されてこそ、テクノロジーの影響力は大きくなる。また、そうしたシーンでは、産業構造を変えるきっかけにもなる。つまり、人手不足や人件費の高騰などの閉塞感がある産業であればあるほど、テクノロジーを活用して産業構造を変えるインセンティブが働く可能性があるのだ。(p.33)
「AIやロボットにいますぐに私たちの仕事が奪われる」というよりも、現状ではむしろ、「AIやロボットを導入してでも、現場の人で不足を解消する」という姿勢のほうが必要にも思える。現在の日本では、AIやロボットの脅威を恐れる前に、それらを活用して人で不足の状況を解消する方が、経済成長を考えればポジティブに働くと言えるだろう。(p.79)
若い世代は自分を安売りすることはまず必要ない。極端な言い方をすれば、縮小し続ける若い労働者層のなかでは、「若い」というだけで価値があるということになる。そのため、正規雇用か非正規雇用のどちらを選ぶかは別にしても、金銭的な条件をより追及することができるだろう。その意味でも、現行の「新卒一括採用で月給が同期でみんな同じ」という状況は、今後、変わっていく可能性を秘めている。(p.101)
若い世代は自分を安売りすることはまず必要ない。極端な言い方をすれば、縮小し続ける若い労働者層のなかでは、「若い」というだけで価値があるということになる。そのため、正規雇用か非正規雇用のどちらを選ぶかは別にしても、金銭的な条件をより追及することができるだろう。その意味でも、現行の「新卒一括採用で月給が同期でみんな同じ」という状況は、今後、変わっていく可能性を秘めている。(p.101)
企業側からすれば、売り手市場という状況が大きく変わらない中で、将来の業務フロー設計やその運営者、そして最終的にはマネジメント業務を任せることができるような人材は、生存確率を上げることができる「勝ち組」といえるだろう。減少する若い正規雇用労働者、増加するシニアの非正規雇用労働者という状況を考えれば、若い世代は、自分よりも年齢が上の労働者の管理が求められる時代になる。(p.101)
現時点でも多数の労働者を必要とする事業を運営しているケースでは、今後は「シニア層もしくは女性の確保」が必要となる。若い労働者を必要としていた事業であればなおのことである。逆に言えば、労働者としてのシニア層もしくは女性を採用できるものが競争優位を確立できる時代になりつつあるともいえる。(p.102)
これまでは就業者数が多かった産業での減少が目立っている。「製造業」や「卸売業/小売業」で見てきたような産業構造の変化とともに、これまで産業を支えてきた就業者の高齢化なども減少の一因だろう。産業別就業者数は、私たちのライフスタイルや人口動態などと密接に関係しているのだ。(p.111)
米国では。、「ギグエコノミー」という言葉も生まれてきており、プロジェクトごとに参加し、そのプロジェクトが終わればチームが解散するスタイルでの副業が認められたりしている。フリーランスが増えてくれば、そうしたケースは増えてくるだろう。(p.203)
テクノロジー活用が進むとオフィスワーカーはどうなるのか(pp.207-208)

  • テクノロジーの活用により、ユーザー目線に基づいた、パラレルワークにおいて使い勝手のいいアプリケーションが出現しつつある
  • 仕事空間に求める内容が、同一空間で同じ会社の社員だけで仕事を同時に進めることよりも、外部とのアイデア交換やネットワーキングなどに重きを置く流れがある
企業が仕事場や時間を問わない自由な働き方や副業を認めることで、どのようなメリット、デメリットがあるのかを考えていこう。簡単に言えば、企業にとっては次のようなメリットがある。(pp.210-211)

  • 社員が外部との接点をこれまで以上に持つことができ、ひいては社内のビジネス機会が増える可能性がある
  • 仕事環境の自由度を求めると同時に、社員の成果をより突き詰めることができる
  • 社員全員分のオフィスを用意しなくともいい
テクノロジーによってますます便利になった世界では、何が見えてくるのか。それは、リアルで人と接することの貴重さであり、また人が外出してまでも訪れたいリアルな空間の重要性である。人と接する機会が少なるなるだけ、人と接することのありがたみは増す。人t接することができる機会があればなんでもありがたがられるかと言えば、そうではない。人と直接対面することでしか提供できなサービスやコンテンツでなければならない。(p.230)

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