著者:宇都出 雅巳
| このやり方で、50代で公認会計士に合格! 「知識を血肉にして忘れない」方法がたっぷり資格試験、大学・大学院受験×択一・論文・計算に対応! CFP6科目、行政書士試験2か月一発合格、東大受験などで効果実証!独自の勉強法を開発してきた著者が教える「勉強法」の集大成。 50年近い試験勉強の実践研究の末、たどりついた「あたりまえ化」の法則。 このやり方で、最高の結果が出ます! 「あたりまえ化」とは、試験当日に問題の中身を「あたりまえ・常識」にすることです。 【こんな試験で実績が!】 【結果の出し方に必要な基本とコツがわかる!】 著者による勉強法の解説動画も付いているので、わかりやすい! ごくフツーの人でも=カネ、ヒマ、知識・スキルなしでも…… 試験合格を勝ち取るための「勉強法の新結論」をお伝えします。 |
帯に「効果てきめん!7つの法則」と書かれていて、これがポイントですね。
- ゴールを目核にする方法
- 今の自分を明確に見つめる法則
- 報われる勉強を続ける法則
- 速く読み・理解し・記憶する法則
- 「勉強しない自分」を変える法則
- 時間のムダをなくす法則
- 試験別「あたりまえ化」の法則
「成果」=「試験合格」という自分がコントロールできなもの
「経過」=「がんばり」という自己満足
↓
「結果」に焦点を当て、明確にし続けることが大切。
これが最終的に「試験合格」という「成果」を手に入れる秘訣
| 試験当日まで勉強を続け、受験する覚悟が何よりも必要なのです。そのための特効薬が「この試験に合格できなかったらどうなるか?」を想像することなのです。 1~2年後、あなたは試験に合格できず、ダラダラと試験勉強しています。もしくは諦めて、落ちた自分を責めながら、悲惨な人生を送っています。こんな姿をあえて想像してみて下さい。絶対イヤで避けたいですよね。そうならないように必死で努力する覚悟はありますか?(p.33) |
| 「もし合格したら、何が可能になるでしょう?何をしたいですか?」 「(独立や就職などが)実現したら、さらに何ができるか?何をしたいか?」こうして、試験合格から開けていく未来を想像することで、より試験合格の価値が高まります。それは試験勉強の価値を高めることにつながるのです。とにかく、合格と勉強の価値を高めるだけ高めましょう。そうすれば、目の前の1単語を覚えること1問に取り組むことの意味を見出せます。(p..37) |
| 「過去問」を解けるようになることです。さらには過去問を「つぶす」ことです。単に「解ける」ではありません。「つぶす」のです。つぶすとは、過去問で問われたほとんどの内容について「こんなこと聞くなよ!」「これは常識、当たり前でしょ」という状態になることです。これを「あたりまえ化」と呼んでいます。・・・過去問をすべて「あたりまえ化」する、つぶすのです。「あれだけの過去問をすべてつぶしたから・・・」少なくとも、こういえるようになりましょう。(p.59) |
| 単に「解ける」「わかる」「覚えている」で判断してはいけません。どれくらいそれが深く身についているのかを、常に意識しながら「あたりまえ化」をめざすのです。そのためのバロメータになるのが「スピード」です。常に、スピードを意識しつつ、「あたりまえ化」をめざすのです。(p.63) |
| ギャップが明確になれば、後はそれを埋めるだけです。このように、日々、自分の現状と向き合い、結果を出し続けていけば、試験本番もこの延長にすぎなくなります。毎日、口に出してテストし続ければ、試験本番も当然結果が出るのです。(p.86) |
| 「分かっているかな?」「覚えているかな?」と思ったら、すかさず口に出して説明する。(p.87) |
| 「分からない」ところは何かが「わかる」ことが大切なのです。これは「わかる」ための非常に重要な一歩です。何が「わからない」のかはっきりしないまま、「わかろう」としても、泥沼にハマります。(p.89) |
| 「わからない」ところは確認しつつも、元気よく飛ばして進む。「わかろう」としない。(p.90) |
| 試験勉強では「試験」こそが本番であり、日々の勉強でもできるだけ「試験」=「思い出す」をする。(p.96) |
| 「思い出す」→「語る」。この流れを踏むことで、あなたの今をはっきり、正確に知ることができます。「思い出す」がラクにできるようになったり、独り言でもスマホに向かってでも、「語る」をしてみる。(pp.98-99) |
| 「〇〇とは・・・」と書かれている文章は、何かの定義が述べられています。すなわち、「とは」の前に書かれている言葉をわざわざ定義づけているのです。だからキーワードである可能性が高いというわけです。(p.102) |
| 今勉強しているところに捉われないようにしましょう。ギャップがあることに落ち込んだり、焦って今すぐわかろう、覚えようと、ドツボにハマります。今、完璧に仕上げる必要はありません。大事なのは試験当日100%に持って行くことです。(pp.107-108) |
試験勉強を皿回しに例えています。科目の多い試験においては、この皿を回し続けることが大事だということです。油断すると皿を落としそうになります。それがないようにどの科目もまんべんなく注意を払いながら回す皿を増やしていくという意識で試験勉強に臨んでいきたいものです。(p.109)
| できる人ほど自分をできないと思い、できない人ほど自分をできると思う。これは、認知バイアス=思い込みの一つとして知られる「ダニング=クルーガー効果」と呼ばれるのです。(p.111) |
ダニング=クルーガー効果については、以前もここに記事にしたことがあるのでご参考まで。
| また、多くの人が「自分は平均以上である」と考え方であるという「レイク・ウォビゴン効果」もあります。人は自分に甘くなりがちで、できない人ほどその傾向が強いということです。スランプは、こういった思い込みに気づき、現実を正しく捉えることから生じるといえるでしょう。(p.112) |
「レイク・ウォビゴン効果」については初めて聞きました。これも心理学の認知バイアスに関する事象に関する用語のようです。(ご参考)
| 試験勉強では、甘い幻想や期待を持たず、投げやりにならず、あきらめることなく、しっかりと現実と向き合うことです。そのためには、過去問を繰り返しやって、知り尽くすことが求めらえるのです。なかなか伸びない・・・。「スランプ」を感じたときこそ、成長している証。喜んで受け容れ、淡々と勉強をし続ける。(p.112) |
| いくらがんばって知識を詰め込もうとしても、うまくいかないのです。「がんばる」勉強は報われないのです。あなたの勉強をスムーズに進めるためには、このワーキングメモリの限界を知り、うまく使っていくことが必要なのです。・・・ワーキングメモリと潜在記憶をうなく使いましょう。これによってあなたの勉強は理解・記憶に直結し、報われるのです。(pp.119-121) |
| 「書き出す」と「ワーキングメモリ」の限界を超えて考えることができます。これは意識しないとなかなかできません。つ、「うーん」と考えて始めてしまいます。というより、正確には脳が休み始めるのです。・・・頭の中の言葉・イメージを書き出すことで、脳(=ワーキングメモリ)はラクになり、新たな情報を呼び出したり、情報と情報を繋げることができるようになるのです。(p.123) |
頭中の言葉・イメージを書き出すことで、「頭の外」で考えるようにするということ。(p.124)
| やる気がないときこそ、勉強のハードルを徹底的に下げて、少しでもやる。少しでも勉強する。(p.130) |
これは「はじめの一歩」でもあり「Baby Step」ということだと思います。
| 1日の初めは、昨日取り組んだところをザックリでもいいので見返し、思い出してみる。(p.133) |
人間は忘却の生き物という前提で繰り返すなかでだんだんと覚えていけばいいと切り替えて、試験勉強に臨む。
| 「ムダなことをしたくない」と勉強しないで止まることが最もムダ。動きながら考えることが新しい扉を開けるのです。とにかく少しでも勉強する。これでいいのだろうかと悩む前に勉強する。そうすれば結果が出る。(p.138) |
これは守破離に近い考え方かも。最初はどんどん師匠から吸収する、やはりこれに尽きると思います。このあたりは、ダニング=クルーガー効果にも通じるところだと思います
| 頑張らないで勉強を始め、気持ちよく続ける。そのために、ハードルを下げて下げてさげまくる。たくさん勉強する。(p.144) |
| 知識がないと潜在記憶は働きません。新しい言葉や内容に注意が奪われ続け、ワーキングメモリを圧迫するだけです。ワーキングメモリや潜在記憶を有効活用したいのであれば、わからないところを今すぐ分かろうとしてはいけません。それよりも、飛ばしてザックリ、です。・・・見出しや、これまで読んだところを繰り返すのでも構いません。何度もそうするなkで、記憶が蓄えられ、それが潜在記憶となって働き、ワーキングメモリをラクにしてくれます。大事なことは「止まらない」ことです。・・・「ゆっくりじっくり」は、がんばっているようで、脳も動作も実はほぼ止まっています。いわば、休んでいるのです。(pp.146-147) |
| 報われる勉強は、わからなくてもすかさず飛ばす、見出しなどだけをザックリ読むことから始まります。止まらないで休まず勉強するのです。こうして、ワーキングメモリをフル活用し、記憶をだんだんと蓄えながら、潜在記憶を働かせることで、本当に報われる勉強になっていくのです。(p.148) |
| 試験勉強では「理解」こそが最高の記憶術。「つまり・・・」「たとえば・・・」を駆使して、どんどんキーワード、解答プロセスを説明する。(p.178) |
これも結局は「あたりまえ化」の①読む→②思い出す→③語るということですよね。
| 記憶はつながりです。「ストック」があるほど、新しい情報・知識が結びつきやすくなります。結果、記憶も速くたくさんできます。(p.179) |
このためにも基本的な用語をまずは押さえておくというのが何よりも大事ですよね。それでその用語と用語のつながりを押さえていく。似た用語の違いを押さえていく。これもテクニックだと思います。私も最近、よきChatGPTにこの用語とこの用語の違いを教えてと聞くことで、あやふやな知識をあたりまえ化しています。この使い方も一度、まとめたいと思います。
「セルフイメージ」
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環境→行動→能力→信念・価値観→アイデンティティ→自分を含むより大きな場→アイデンティティ(再訪)という順番でイメージしていく、見えやすい、形がある、形に表れやすいものから変えていくとラクにムリなく変えられるとのこと。
| 脳はコツコツ継続して繰り返しさえすれば覚えてくれる。焦らず、基本はカメで、ときにはウサギにもなって、止まらず継続しよう。(p.197) |
| 悩みは書き出して破ろう。そうすれば抱えていた悩みも消えてすっきりするはず。(p.199) |
| 「何を勉強するか?」を考える暇があれば、「思い出す」。自分の理解度が分かり、何を勉強すればいいかが自ずと見えてくる。(p.210) |
| やるべきことは、脳が考えるネタ、つまり知識をたくさん蓄えること。繰り返し読み、思い出しながら、「あたりまえ化」しておくこと。(p.213) |
| 作っておきたいノートがあります「間違い」ノートです。問題集や模試、答練、日々の勉強に取り組む中で、いつも間違ってしまう論点を書いておきます。これをあとで見返すのです。(p.223) |
第7章には試験別「あたりまえ化」の法則というのがありますが、これはここよりもこれまで読んだことを自分なりに租借しながら自分なりに適応するほうが良いように思いました。急に横書きになって、編集もイマイチなような気がしました。
第6章までに書かれている試験勉強のノウハウは参考にするところが多く、これまでは間違ったやり方でしていたところもいくつかあったので改善して、これから目指している資格をゲットしていきたいと思います。
