著者:牧田 善二 ….
サブタイトル「20万人を診てわかった医学的に正しい食べ方68」とあり、4つのなぜに対して計68のTIPSが書かれています。(Inobe.Shion) |
内容紹介
◆TBSテレビ「金スマ」(5/18、6/22)で特集が2回も放送され話題沸騰! ◆太りたくない人、健康でいたい人が知っておくべき食の真実 生化学×最新医療データ×統計データから、 肥満・老化・病気・長寿・集中力・疲労… 医学的に正しい食事とは? 次から次へと現れるダイエット法や“最新”食事法。 では、いったい何が正しい食べ方なのでしょうか? 本書は、20 万人を超える臨床経験を持ち、 肥満・老化・病気を遠ざける 人体の仕組みを解析した生化学をベースに、 世界中の最新医療データや豊富な臨床経験をもとにした、 最近太り気味の中年、効果的なダイエット法や美容法を知りたい人、 内容(「BOOK」データベースより) ちまたの健康法はウソだらけ!仕事・人生のパフォーマンスを最大化する新常識!肥満、老化、病気、長寿、集中力、疲労―生化学×最新医療データ×統計データから、医学的エビデンスに基づいた、本当に正しい食事法を1冊に網羅!「食の教養」は健康格差社会を生き抜く武器だ! |
大切なことは、”バランスのいい食事”という曖昧なものではなく、いかに血糖値をコントロールするかです。(p.11) |
缶コーヒーは悪魔の飲み物。口にするのは絶対に避けたほうがいいのです。缶に限らずペットボトルも同様ですが、そうしたものに入った「コーヒー飲料」は、カフェで売られているいれたてのコーヒーとは全くの別物。「砂糖の塊が解けた液体」に過ぎず、健康に悪いことはあってもいいことなど1つもないからです。(pp.27-28) |
飲料1本当たりで角砂糖換算された数値が記載されているのですが、コカ・コーラ500mlで14.1個、コーヒーも微糖のものでも2個程度が入っているようなのです。私はいつも無糖を飲んでますが、無糖はさすがに大丈夫なのでしょうかね。
血糖値を上げるのは、ひとえに糖質です。脂質やタンパク質などは上げません。・・・糖質は炭水化物と言い換えることができます。・・・この糖質(≒炭水化物)はごはんやパン、麺類、果物、ケーキやせんべいといったお菓子、清涼飲料水など、ビジネスパーソンが普段から摂取しているさまざまな食べ物に含まれます。(p.32) |
ごはんやパンなど固形のほうが血糖値の上昇が緩やかです。それは胃の中での消化に時間がかかるからです。ところが、液体の場合、あっというまに胃をすり抜けて小腸へ届き、吸収されるために、一気に血糖値が上がるのです。(pp.33-35) |
『日本の長寿村短命村』の研究結果によると下記のようなことがいえるようです。(p.66)
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ポイントとしては次のようにいえるようです。(p.67)
「野菜を多くとっていれば長命であること」「ごはんをたくさん食べていると短命であること」「肉や魚などの動物性タンパク質はほどほどにして、大豆の植物性タンパク質は積極的にとったほうがいいこと」です。 |
【新しい常識】
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※発がん性があるもの:ハム、ソーセージ、ベーコンなどの加工肉
【体にいい食べ物】
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※赤ワイン:抗酸化作用、白ワイン:ミネラル成分の影響で痩せる効果がある
※チョコレート:カカオ含有量70%以上
「運動をすれば筋肉がつく」というのは事実です。しかし、「食事制限で痩せると筋肉が落ちる」というのはうそです。(p.106) |
毎日口に入れる「糖質量」を制限する(pp.110-111)
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食べる順番で太り方が違う。 「野菜→タンパク質→糖質」と、糖質は最後が鉄則。 |
1日に6個のおにぎりを食べることにしましょう。このとき、空腹状態で3個ずつ2回に分けて食べるより、2時間おきに1個ずつ12時間かけて食べたほうが太りません。(p.126) |
「腹ペコ→ドカ食い」は「太る→老ける→病む」のもと。少しずつ回数多く食べることを心がけてください。(p.128) |
68のポイントの中で知らなかったことを挙げておきます。
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AGE(Advanced Glycation End Products=終末糖化産物):ありとあらゆる病気や老化現象の真犯人。タンパク質や脂質がブドウ糖と結合することでできる。(p.187) |
100歳まで生きる人に共通する10のルール
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詳しくは、こちらの記事に重要なところが書かれていますので、ご覧になられると良いかと思います。