1万人を見てわかった 起業して食える人・食えない人

1万人を見てわかった 起業して食える人・食えない人

1万人を見てわかった 起業して食える人・食えない人
著者:松尾 昭仁

内容紹介
起業して成功するためには、サラリーマン時代とは違った行動や考え方を必要とする場面が多くあります。
サラリーマン時代にトップレベルで活躍していても、その思考と行動原理を引きずったまま起業すると、痛い目にあう可能性があるのです。
そこで本書では、起業コンサルタントである著者が経験した起業現場のナマの話、あるいは同業者に聞いた多くの起業ケーススタディから、独立起業して食べていける人の行動法則を抽出して紹介します。
起業して成功するには「起業家の思考と行動原則」を身につけることが必要不可欠です。
「自分はまだまだと思っている」
「行列を疑う」
「他人におごって喜ぶ」
「直感で答を出す」
など、ちょっとした思考法の違いが、成功するかどうかを分けます。起業にはリスクがともないますが、成功すれば、大きなリターンが得られます。
起業予備軍はもちろん、起業したけれどビジネスが軌道に乗らない人、一段上の仕事力をつけたい人にとって、知っていて絶対に損しない思考のヒントが満載です。

★読書前のaffirmation!
[きっかけ・経緯] 自分が起業して食える人か?
[目的・質問] 自分に食えない要素があれば、改善する。
[分類] 159.4:経営訓

 

自分のスタイルと異なるところをチェック。

食える人は「直感で答えを出して行動する」
食えない人は「理詰めで物事を決めようとする」(pp.30-32)

何か新しいことを始めようとするとき、理詰めで考えると、どうしてもリスクばかりに目が向いてしまいます。・・・直感で判断できる人は、リスクよりもリターンや可能性に注目するので、行動も早いし、結果も出やすいのです。・・・経験に裏付けされた直感は、当然、精度も高くなります。
食える人は「高学歴だったことを忘れている」
食えない人は「高学歴を自慢する」(pp.43-45)

起業してうまくいくのは、たとえ自分が高学歴であっても成功している人から貪欲に学ぼうという姿勢がある人です。
食える人は「教えることをありがたいと思っている」
食えない人は「教えてあげるという態度をとる」(pp.46-48)

起業で成功する人は、分け与える精神が豊富で、「教える」機会を持てたことをありがたいと考えます。理由は2つあります。
①教えることが学びになるから
②教えることによって自分のコピーをつくることができる
食える人は「批判される自分のことを喜ぶ」
食えない人は「他人の仕事を批判する」(pp.140-143)

上手くいく人は批判される自分のことを喜びます。なぜなら、批判されるということは嫉妬されるくらい「抜きんでている」「注目されている」証拠だからです。・・・成功する起業家は、批判を受けた後の態度も違います。一般的な人は、批判されたら落ち込みます。しかし、成功する人は批判を「改善点を教えてもらった」と前向きにとらえるのです。
食える人は「躊躇なく仕事を他人にふる」
食えない人は「相手に悪いからと自分で仕事を抱える」(pp.159-161)

サラリーマン時代に部下に仕事をふれずに、何でも自分でやってしまうような人は起業してもうまくいきません。・・・起業をしたら、自分にしかできない仕事以外は外にふっていくことが大切です。社員がいないなら、アウトソーシングするのも言って。
食える人は「半分もやってくれたら十分だと思う」
食えない人は「他人に完璧を求める」(pp.183-184)

自分より働いてくれたら、自分が社長でいる意味はないし、そんな優秀な社員だったら、さっさと辞めて会社を興しているか、もっと大きな企業に転職しているはずだから、だと。

以上、チェックした中で自分が「食える人」でなかったポイントでした。これら確かに学ぶべき、マスターすべきポイントでした。常に、起業家のように物事を考えていたいと思います。

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