ChatGPTについて思うところ

ここのところ、メディアでも毎日のようにChatGPTについてのニュースがされていますが、私も長い間AI関係と関わってきましたから、そんな私がどう感じているのか少しお話させてもらえたらと思います。

これまでのChatは、一問一答でしかなかったと思いますが、ChatGPTのすごいところは、聞いた内容が維持されていくということです。

それができると何ができるか?自然な会話ができるということ。また会話を通して、学んでいけるということです。

そこで、ポイントとなるのが、そういった会話を通して正しい回答を引き出せるかということと、出てきた回答が正しいかどうかを判断できるということです。

現在は2021年9月までの情報をもとに学習していると紹介されてします。最新の情報には弱いということになりますが、これも今後どんどん更新されていくでしょうし、さらに進めばどんな記事が今後生成されていくかを予測して勝手に生成されていったりするとなると、知識レベルの進化は何倍速になるかわかりません。

現在、私は社会人大学院生として、ビジネスもしながら研究をしているわけですが、ChatGPTが出てくる前にも機械学習関連の進化は10倍速くらいになっていましたが、今後はさらに加速していくとなると研究者もTop of Topであれば生き残れるでしょうけどそうでなければ生きていけなくなるのではという気がしてなりません。

IT人材不足ということも言われていましたが、この不足感も払しょくされそうな気がしています。ChatGPTによるコーディングのサジェスチョンの精度の高さもさらに進化するとなると生産性は大幅に上がるでしょう。

いずれにしても、ここ数週間は半端ない危機感に苛まれています。

恐ろしい時代になりました。

まさに・・・1984です。
改めて、読んでみたいと思います。

一九八四年〔新訳版〕

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