著者:細谷 功
細谷さんの著作はこれまでも何冊か読ませてもらっています。おそらく「地頭力」という言葉の産みの親だと思いますが、結局ここに終始するような気がします。最近書かれている「メタ思考」また今回の「具体⇔抽象」も地頭力の能力を上げていくためのツールなんだと気づかされます。 |
内容(「BOOK」データベースより)
「具体⇔抽象」とは、抽象化と具体化という形で具体と抽象を行き来する思考法のこと。斬新な発想ができるようになるだけでなく、無用な軋轢やコミュニケーションギャップの解消にも役立つ。そこで本書では、「抽象化と具体化の基本動作」から「仕事・日常生活における実践・応用の仕方」まで解説するとともに、トレーニング問題も多数用意。問題を解くうちに「具体⇔抽象」の思考回路が身につき、「自分の頭で考える力」が飛躍的にアップする一冊! |
会社のメンバーにいつも「虫の眼、鳥の眼、魚の眼」を使って物事の本質を掴み取れ!という話をしているのですが、それを分かりやすく話をしたいと思っていたところ、新聞広告でこの本をみかけ、クリックしました。
年末にゲットしたのですが、お正月休みに読んでしまいました。具体⇔抽象の説明をするのにいろいろな切り口で章立てされており、僕が思っていたことを言葉にしてくれたような感じでした。
29問についてはそれほどピンとは来ませんでしたが、説明のほうはしっくりくるところが多かったです。
ベストセラーということですし、お手に取られてはと思います。