一般社団法人日本取締役協会主催で、「コーポレートガバナンス・オブ・ザ・イヤー2018」(経済産業省、金融庁、法務省、東京都、日本取引所グループ後援)というのがあるようです。
今年の受賞企業が発表されたとのこと。
受賞企業は、「オムロン株式会社」さまとのことです。
選定理由は以下の通りです。
オムロン株式会社については、特に以下の点が評価されて選定されました。
- 社長の指名に特化した委員会(社長指名諮問委員会)を設置し、当該委員会では、社長は意見聴取は受けるものの、委員ではなく、審議には加わることが出来ない旨を定め、かつ、その旨をコーポレートガバナンス報告書において開示しているなど、社長の指名プロセスの透明性が高いこと。
- 当該委員会は非業務執行取締役のみで構成され、かつ、過半数及び委員長は社外取締役となっており、この委員会を通じて2011年に現社長を指名し、その後も毎年度、業績評価に基づき続投の適否を審議・決定しているなど、社長の指名に特化した委員会の実効性が確保され、活用実績もあること。
- 現社長就任後、ROEが市場平均を上回り上昇傾向にあるなど高い業績を挙げていること。
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最後にあるように、こういう体制を整えることはもちろんのこと事業の成果も挙げていることがいけないということで、非常に厳格に評価されたうえでの受賞のようで、非常に名誉あるものですね。
おめでとうございました。
コーポレートガバナンスの他社の状況を知る良い機会ですし、一つの参考例としてしっかり学んで自社のガバナンス・コードとしても検討したいところですね。
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