著者:アンソニー・ロビンズ…
こちら図書館で借りたものなんですが、先に後半のほう、『世界のエリート投資家は何を見て動くのか』を読んだので、それを頭に置きながら、読んでいきたいと思います。(Inobe.Shion) |
内容紹介 ☆100カ国以上、5000万人に影響を与えた 世界No.1カリスマコーチからの「お金のアドバイス」 「金融界の偉人」の知のエッセンスを抽出した超・話題の本!投資に勝つための原則、投資にまつわる「神話」のウソ、 投資の決断時期など、「自分のお金をどう動かすか」について、 行動経済学やメンタル部分も含めて具体的なアドバイスが提供された1冊。 2017年ノーベル経済学賞受賞のリチャード・セイラー教授が シェロモ・ベナルチUCLA教授と共同考案した「強力な貯蓄法」も紹介。 世界最大規模のヘッジファンド、ブリッジウォーター・アソシエイツの レイ・ダリオが個人投資家向けに初公開した「黄金のポートフォリオ」を収録。 【本書への賞賛の声】 【著者より】 【解説者より】 ☆本書は、MONEY: MASTER THE GAME (by Anthony Robbins)を 内容(「BOOK」データベースより) |
冒頭にヴィクトル・ユーゴーの言葉の引用があり、これがなんとも秀逸です。
「未来にはいろいろな呼び方がある。弱者にとって、それは達成不可能。臆病者によって、それは未知。剛胆なものにとって、それは理想」 (ヴィクトル・ユーゴー) |
この言葉、覚えておきたいです。「未来は理想」、そんなふうに言える剛胆さを持ちたいです。
さて、本文に入っていきましょう。
金儲けは、絶対に負けられないゲームなのだ。本書を最後まで読み通し、本書が勧めるシンプルな「(世界中で金儲けに大成功した人たちの英知を凝縮した)原則」を実践に移せる読者は、必ずマネー・ゲームに大勝できる。(p.22) |
ちなみにバフェットさんはじめ、インデックスファンドを推奨されています。アメリカと日本では若干違うような気もしないではないですが・・・。
「消費者」で終わらず、投資することで「オーナー意識」を持つということが経済的に自立するためには欠かせないのだ。(p.24) |
この言葉もいいですね。「投資=オーナー意識」、これはそう思ううと単なる金儲けではなく高い視座で考えられます。
人は皆、基本的な6つの欲求に基づいて行動する。偉業を達成する人も、犯罪を行う人も、この欲求に駆られているのだ。誰でも同じ6つの欲求を持っているが、どの欲求をどのような順序で優先するかによって、人生の方向が決まるのだ。(pp.99-101)
欲求1:確実性/安心 |
お金についての知識を身につけるのも大事だが、自分の人生に精通するのを忘れないこと。人との絆をつくり上げ、充実感を持って生き、安定していながら十分に変化に富んだ生活を送り、善行を積む人生を送るために、感謝の念を忘れず、無闇に物を欲しがらないことだ。何事にも感謝できる人こそ、最も豊かな人と言える。(p.103) |
ブレイクスルーは自分で起こすものだ。自分には人生を変える力がある。惨めな現状がどれだけ長く続いたとしても、「真の決断」を下せば、全てを一瞬で変えられる。自分には人生を変える力があると気づくことこそ、ブレイクスルーである。(p.194) |
ブレイクスルーをつくる出す3ステップ ①戦略を変える・・・世界最強の投資家の戦略をマネする ②ストーリーを変える・・・人生は”解釈”次第で、もっと素晴らしくなる ③状況を変える・・・肉体の状態を変えれば、精神の状態も変わる |
レイ・ダリオが本書で授けてくれた「オール・シーズンズ・ポートフォリオ」の考え方を、日本の投資家向けにアレンジして、具体的なポートフォリオに落とし込むとすると、どうなるかを考えてみよう。好況期・インフレ・不況期・デフレのそれぞれの局面で、「5」の資金をどう配分するのがベストのポートフォリオかを考えてみる。
①好況期 |
なかなか興味深い内容でした。