「読書レビュー」を書く際に、日本図書館協会の日本十進分類法(NDC)の番号と名称を記載しておりますが、この分類についても随時見直しが行われているようです。
特に私の研究対象でもある「情報」のところは、ここ最近の環境変化への対応、またある意味、今後の展開も踏まえながら、策定されているようです。
こちらにその変更に対しての方針、意義などが説明されていました。
http://www.jla.or.jp/committees/bunrui/tabid/497/Default.aspx
情報学は学際的な分野であり,従来NDCが定義するところの情報科学,情報工学(計算理論等を含む),社会情報学や応用情報学の上位概念である。したがって,いわゆる「情報学一般」に相当する部分は9版までを踏襲して007に位置づける。 また,主題分野を限定しない社会学的な観点(情報ネットワークやその利用,社会的な関わり等)に関するものは,007.3を中心に位置づける。 そして工学・技術的な観点(機器設計や作成,操作解説,敷設等)に関するものは547/548に,産業・経営・事業に関する観点(各種事業者に関するものやその歴史的経緯等)に関するものは694にそれぞれ収める。 |
また以前、分類に関する新書を読んだことがあるのですが、改めて勉強してみたいと思いました。
「分類」を定義するのも難しいですが、「分類」していくことについても、明確に分類できるものもあれば、どちらにしていいか分かりにくいグレーなものもあり、非常に難しいです。
そういえば、英語だと、classifyというもあれば、categorize というのもあり、この違いは何なのでしょうか。検索してみると、使用例を説明してくれているページがありました。classifyは一般的に使う言葉で、categorizeは学術的というふうにも書かれていました。
こんなふうにいろいろと見ていると、「情報資源組織」という言葉に出会いました。興味深いです。
またチェックして、知見を広げたいと思います。
今年もこういった数珠つなぎ的な「知識の紡ぎ」をしていきたいと思います。この言葉いいですね、「知識の紡ぎ」・・・これ、今年のテーマ候補です。