販売士講習会:「ショッピングツーリズムの基礎と戦略立案のポイント」

1級販売士資格更新講習会:
「ショッピングツーリズムの基礎と戦略立案のポイント」
(ジャパンショッピングツーリズム協会 新津研一氏)
場所:大阪商工会議所(12月9日)

2コマ目は、インバウンド市場のお話しでした。

ツーリズムはホントにジャンルが広いです。今回のお題は「ショッピングツーリズム」ということです。

メディア報道では、インバウンド消費は止まったというような風潮ですが、そんなことはまったくないようです。

そう見えるのは、為替のマジックとのこと。
来訪人数も2016年は2015年対比で130%近くの伸びだそうです。

さて、世界のツーリズム人口は12億人とのことで、毎年3%程度の伸びだそうです。

日本は2016年で2200万人程度で、世界のツーリズムからすると2%程度しかないとのこと。

もともと、2012年までは、ASEANへのVISA発行条件が非常に厳しく、富裕層しか来訪することができなかったそうです。2013年になってそれを緩和することで、一気に増加してきたとのこと。

そのなかでの地域の成功事例を紹介してくださいました。

とにかく、お店については、TAX FREEなどは当たり前で、旅行者に「表示する、知らせる」ということをしっかりとしないと、お店に入ってきてくれないということです。外国人旅行者歓迎の空気をしっかりと出していくことが何よりも大前提ということでした。

こういった類の、自分の専門とは少しだけ離れているお話はヒントが満載で、大変興味深く聞けました。

またあと5年間、販売士1級資格が更新されたわけですが、販売士協会というのも各地にあり、販売士の役割の認知促進や有資格者の地位の向上など頑張ってらっしゃるようです。

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