スタンフォードのストレスを力に変える教科書
著者:ケリー・マクゴニガル
★読書前のaffirmation!
[きっかけ・経緯] ケリーの大ファンですから・・。
[目的・質問] 旧作にない新しいところ、いただきたいと思います。
「ストレスは有害だ」という話はそうではないのです!というところから始まります。これってTEDで見たことありますね。
[embedyt] http://www.youtube.com/watch?v=cyTZuxn5VBk[/embedyt]
ストレスに対するポジティブな考え方を育むため、ストレスを感じた経験を各自で振り返って、ストレスが役になった場合のことも思い出すように指示しました。そして、ストレスを感じてもなるべくポジティブな考え方をするための3ステップの方法を説明しました。(P.75-76)
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アリア・クラムの考えでは、ストレスについてもっとも役に立つ考え方は、フレキシブルな考え方であって、白か黒かの両極端な考え方ではない、というのです。つまり、ストレスの良い面も悪い面もきちんと認識したうえで、そのストレスのせいでかえって、大切なものとの結びつきが強まっているのだ、と意識することです。(P.85) |
私が思うにもっとも重要なポイントは、ストレスのよい面を見つめるためであれ、「ストレスは場合によっては買いになる」という認識を捨てる必要はない、ということです。本当の意味で重要なマインドセット・シフトは、ストレスについてもっとバランスの取れた考え方ができるようになることです。そうすればストレスに対する恐怖が減り、対処できる自信が湧いてきます。そしてストレスをうまく利用して、人生としっかり向き合っていけるようになります。(P.86) |
ストレスが大きくなると視座が固定化されてくると思います。大きくなる前に様々な視座でそのストレスを自分なりに評価してみると、すべてがネガティブでなくポジティブにも見えてくるところもあるでしょうし、そういうふうに余裕を持ってストレスに臨んでいけるといいと思います。
これまでの「意志力(WillPower)」という非常にポジティブなところからのアプローチではなく、「ストレス」というどちらかというとネガティブなアプローチでした。