日経新聞でも「輝くZ世代」として、Z世代の特集がされています。
さて、Z世代とは???
(上の写真は日産の名車フェアレディZですが、フェアレディZは今回の記事とは関係ありませんが、今見るとなんとも斬新なデザインで心を奪われてしまったので、思わず引っ張ってきてしまいました。)
Z世代は次のように日経新聞によると定義されるようです。
▼Z世代 1995年以降に生まれた若者をさす言葉。米国では60年代から70年代に生まれた人を「X世代」、80年~95年前半までを「Y世代」と呼び、これに続く呼称として生まれた。日本では約2800万人おり、総人口の2割強を占める。幼少期からスマートフォンが身近にあるため、受信よりも発信に積極的なのが特徴だ。起業への意欲や社会問題への関心も高く、グループ同士のSNSで発信した情報に影響を受けやすい。 |
そして、ここで出てくる疑問は、ミレニアル世代とどう違うのか?というものですが、それについて、こちらのサイトで解説されていましたので、ご参考まで。
Y世代以降(2000年代に成人する世代)をミレニアル世代と呼んでいますが、1995年を境に際立った特徴が見出せるため、1995年に区切って新しくZ世代を設けたようです。
Z世代には以下のような特徴があるようです。
● デジタルネイティブである。
● プライバシー保護の意識が高い。
● 音楽をオンラインで大量に消費する。
● ブランドではなく本質に価値基準を置く。
● オンタイムで仲間とコミュニケーションをとる。
● 企業家精神が旺盛。
● 9.11を経験しているため、社会課題への意識が高い。
ちょうどこれから大学を出て就職し始める世代になるわけですが、いまでも1~3年目入社の離職率問題が大きく取り挙げられていますが、このZ世代は社会でどういった働き方をしていくのか、人生の選択をしていくのは注目したいところです。
またForbesの記事では次のように7つの特徴が書かれています。
- 多様性がある
- 貯蓄に熱心
- バーゲン・ハンター
- 通勤時間は短く
- 「ビーガン(完全菜食主義者)」を重視
- ショッピングモールに肯定的
- 忠誠度も高い?
などと考察されています。
今後のマーケティングを考える上では、ひとつのカテゴリであり、閾値として考えていきたいですね。
ちなみにデジタル大辞泉によると、次のように書かれています。
ミレニアル‐せだい【ミレニアル世代】:《millennialは、千年紀の、の意》米国で、2000年代に成人あるいは社会人になる世代。1980年代から2000年代初頭までに生まれた人をいうことが多く、ベビーブーマーの子世代にあたるY世代やデジタルネイティブと呼ばれる世代と重なる。インターネットが普及した環境で育った最初の世代で、情報リテラシーに優れ、自己中心的であるが、他者の多様な価値観を受け入れ、仲間とのつながりを大切にする傾向があるとされる。M世代。新世紀世代。ミレニアルズ。 |