「★★★★☆ 評価 4」カテゴリーアーカイブ

3つのゼロの世界

3つのゼロの世界――貧困0・失業0・CO2排出0の新たな経済

著者:ムハマド ユヌス

サブタイトルに「貧困0・失業0・CO2排出0の新たな経済」とあり、3つのゼロとは、この3つであることが分かります。さて、ムハマド・ユヌスさんはご存知の方も多いと思いますが、バングラデシュの経済学者、実業家。同国にあるグラミン銀行の創設者、またそこを起源とするマイクロクレジットの創始者として知られ、2006年にはノーベル平和賞受賞されています。そのユヌスさんの最新の著書となります。テーマはこの3つのゼロで、まさにSDGsとの共通性をもったものとなっています。(Inobe.SHion)

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内容紹介

NHK「ニュースウォッチ9」に著者登場! (2018年3月28日放送)

壊れかけの資本主義を救う道とは?

出雲充氏、推薦!
(株式会社ユーグレナ代表取締役社長)
「これでもか、これでもか、これでもかというくらいソーシャル・ビジネスの先には明るい未来が待っています」

ノーベル賞受賞者が語る危機克服のための具体策!

トランプ現象、格差の拡大、加速する温暖化……世界はいま、資本主義の機能不全にあえいでいる。
貧困者のための銀行・グラミン銀行を創設し、母国バングラデシュの貧困を大きく軽減した功績によりノーベル平和賞に輝いたユヌス博士が、
世界に広がるグラミン・グループと関連団体の活動をもとに、人類が直面する課題を解決するための具体策を語る。

「ソーシャル・ビジネス」、「起業家の精神」、「金融システムの再設計」の3つを追求すれば、
貧困0・失業0・二酸化炭素排出0の「3つのゼロの世界」は実現できる。
ユーグレナや九州大学など、日本の諸団体との提携事業も多数紹介。
分断と危機の時代を乗り越えるヒントがここにある。
(解説/安浦寛人)

「ムハマド・ユヌスは、あくまで一つの村を救おうとしただけだった。しかしその活動が、どういうわけか世界を変えることになった」
――バラク・オバマ(前アメリカ大統領。ノーベル平和賞受賞)

「貧しい人々に自立する力を与えることで、ユヌス博士は一度の食事以上に価値あるものを彼らに与えた――もっとも欠くべからざる種類の安心を」
――ジミー・カーター(元アメリカ大統領。ノーベル平和賞受賞)

出版社からのコメント

【書評情報】
週刊東洋経済(3/17号):書評(中岡望氏)
朝日新聞(3/25):書評(加藤出氏)

内容(「BOOK」データベースより)

トランプ現象、格差の拡大、加速する温暖化…世界はいま、資本主義の機能不全にあえいでいる。貧困者のための銀行・グラミン銀行を創設し、母国バングラデシュの貧困を大きく軽減した功績によりノーベル平和賞に輝いたユヌス博士が、世界に広がるグラミン・グループと関連団体の活動をもとに、人類が直面する課題を解決するための具体策を語る。

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日本の「地下経済」最新白書 闇で蠢く26.5兆円の真実

日本の「地下経済」最新白書 闇で蠢く26.5兆円の真実 (SB新書)

著者:門倉 貴史

ホンマでっか⁉TV」などにもよくご出演されている門倉さんの著。ちなみにサブタイトルにある、「蠢く」ですが、春に虫虫と書いて、「うごめく」と読みます。(Inobe.Shion)

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内容紹介

日本経済をゆるがす影の経済をあぶりだす!

著書『日本の地下経済』(2002年発売)にて、それまで本格的に扱われてこなかった「地下経済」研究・分析で、注目のデビューを果たしてから15年。
ビッグデータの解析、AI技術の進化やビットコインなどの仮想通貨…オモテ経済が様変わりするなか、その負の面である地下経済も大きく様変わりしている。

パナマ文書で明るみになったタックス・ヘイブンを使った大企業・富裕層の税金逃れのほか、闇カジノ、闇ウェブ、振り込め詐欺、覚せい剤売買、貧困ビジネスなどのアングラビジネス……。本書は、地下経済が様変わりするなか、地下経済の日本の第一人者が、満を持して、再度自身の専門分野に切り込む注目の一冊。

内容(「BOOK」データベースより)

闇風俗、暴力団産業、貧困ビジネス、闇サイト、富裕層の税金逃れ…地下経済の第一人者が15年ぶりに炙り出す日本経済のダークサイド!

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一流の頭脳

一流の頭脳

著者:アンダース・ハンセン

運動は脳によい影響を与えるので、無理のない運動を毎日やりなさい!これにつきます。(Inobe.Shion)

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内容紹介

★たちまち3万部突破!
「とことんエビデンスで裏付けられていて信頼できる!」
「こんなデータ、見たことない!」など反響の声続々!

★スウェーデンにあるノーベル賞決定機関「カロリンスカ研究所」。
そこで研究を重ねたリサーチャーが明かす、世界最新知見を集約した「脳の機密情報」!
★科学的エビデンスに基づく、自分を変える「ブレイン・シフト」とは?
★科学が実証した方法で、「IQ」「集中力」「記憶力」「創造性」「抗疲労力」など、
ありとあらゆる能力を一気に、これでもかと伸ばす!
★異例中の異例! スウェーデンで圧巻の大ベストセラー! !
世界を席巻する、最新データ・極秘リサーチ満載の本書がついに邦訳! !

スウェーデンで異例の大ヒットとなった、
自分を変える方法を解き明かす、世界最新知見満載の1冊が
ついに日本でも刊行されます!

スウェーデンにある「カロリンスカ研究所」は
ノーベル生理学・医学賞を決定する世界最高峰の研究機関。
著者のアンダース・ハンセン氏は
そんな世界の医学研究の最前線で研究を重ね、
これまで2000件以上の医学記事を発表した世界的研究者です。

また、現在は精神科医として活躍し、
カロリンスカ研究所の最新知見をより実践型にアップグレード、
患者の方に実践してもらうことでその驚くべき効果を日々確認しています。
本書は、そんなハンセン氏が脳のアップグレードに成功した
「実践型の情報」が余すことなく詰まった1冊です。

「ストレスを効率よく解消するには?」「集中力を切らさない技術」「底なしの記憶力を手に入れる」「やる気を科学的に高める方法」「学力を高める本当のやり方とは?」など、
ありとあらゆるパフォーマンスを高める方法が余すことなく明かされています。

脳をアップグレードして「ブレイン・シフト」を起こせば、
潜在能力を100%引き出せ、あらゆる能力が最大化する――
科学が実証した世界最新の「自分を変える」ノウハウ、
その英知が手に入る全世界で話題の1冊です!

内容(「BOOK」データベースより)

最高峰の医学研究機関しか知り得ない、世界最新データ満載!秘められた脳の力を最大限引き出し、あらゆる能力を最大化する、究極の英知!科学的エビデンスに基づきIQ、集中力、記憶力、創造性、認知力、長寿、抗疲労など、全てのパフォーマンスを強化する。

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Black Box

Black Box

著者:伊藤 詩織

まさにリアルな世界。ノンフィクションの真骨頂といえるのではないでしょうか。ショッキングです。(Inobe.Shion)

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メディア掲載レビューほか
痛々しいほど切実2015年4月3日夜、『Black Box』の著者であるジャーナリストの伊藤詩織は、以前から就職の相談をしていた当時のTBSワシントン支局長と会食した。数時間後、泥酔して記憶をなくした彼女が下腹部に激痛を感じて目を覚ますと、信頼していた人物は全裸の自分の上にいた。そこは、彼が滞在しているホテルの部屋だった。一方的な性行為が終わってベッドから逃げだした彼女が下着を探していると、「パンツくらいお土産にさせてよ」と彼が声をかけてきた。

当事者しか知りえない密室のやりとり、そして、レイプの被害届と告訴状を提出したからこそ直面した司法やメディアの壁について、伊藤はこの本で詳細に記している。

本当は書きたくなかったに違いない。しかし、ようやく準強姦罪の逮捕状が出たにもかかわらず、当日になって警視庁刑事部長の判断で逮捕見送りになり、さらには不起訴処分となった以上、伊藤も覚悟を決めたのだろう。今年の5月には「週刊新潮」の取材を受け、検察審査会への申し立てを機に記者会見を開いた。審査会が「不起訴相当」と議決した際には、日本外国特派員協会で会見に臨んでみせた。

マスコミの反応は今も鈍く、ネットでの誹謗中傷は続いている。そんな状況下で伊藤はこの本を上梓したのだが、通読して強く感じるのは、ジャーナリストとして真実に迫りたいという彼女の心意気だ。それは痛々しいほど切実で、心労で苦しみながら核心へと迫り、権力の傲慢さとともにレイプ被害にまつわる法や社会体制の不備──ブラックボックス──の実相を具体的に伝えてくれるのだった。

評者:長薗安浩

(週刊朝日 掲載)

内容紹介

真実は、ここにある。 なぜ、司法はこれを裁けないのか? レイプ被害を受けたジャーナリストが世に問う、 法と捜査、社会の現状。 尊敬していた人物からの、思いもよらない行為。 しかし、その事実を証明するにはーー密室、社会の受け入れ態勢、差し止められた逮捕状。 あらゆるところに〝ブラックボックス〟があった。 司法がこれを裁けないなら、何かを変えなければならない。 レイプ被害にあったジャーナリストが、自ら被害者を取り巻く現状に迫る、圧倒的ノンフィクション。

内容(「BOOK」データベースより)

信頼していた人物からの、思いもよらない行為。しかし、その事実を証明するには―密室、社会の受け入れ態勢、差し止められた逮捕状。あらゆるところに“ブラックボックス”があった。司法がこの事件を裁けないのなら、何かを変えなければならない。レイプ被害に遭ったジャーナリストが、自ら被害者を取り巻く現状に迫る、圧倒的ノンフィクション。

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知ってるつもり――無知の科学

知ってるつもり――無知の科学

著者:スティーブン スローマン,フィリップ ファーンバック

インターネットはある意味毒です。物事を知ることの容易さを格段に上げたのですが、知るレベルは低くなってしまったのではないでしょうか。簡単に知ることができるからこそ、深くまで知ろうとしない。そんなふうになってしまった気がします。だからこそ、特に学生には学ぶことは簡単ではないこと、奥が深いことを知ってほしいと思います。(Inobe.Shion)

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内容紹介

◎たちまち6刷! 今話題の本
◎各分野の第一人者がこぞって絶賛! !

『サピエンス全史』著者 ユヴァル・ノア・ハラリ激賞
「著者らが正しければ、有権者や消費者により良い情報を与えることは無意味に等しい」
(ニューヨーク・タイムズ紙 2017/4/18)

橘玲(作家。『言ってはいけない』)
「芸能人の不倫や官僚のセクハラ、あらゆる分野で「知ってるつもり」が増殖中」

竹内薫(サイエンス作家)
「AI時代に人間の「知」はどう進化するのか。常識を覆し、ぐいぐい読ませる本」
(日経新聞 2018/4/19)

池谷裕二(脳研究者・東京大学教授。『単純な脳、複雑な「私」』)
「知的生物たるヒトはその高度な知性ゆえに無知の罠から逃れられない。気の毒すぎて「私」という生物がますます愛おしく感じられます」

入山章栄(早稲田大学ビジネススクール准教授。『ビジネススクールでは学べない 世界最先端の経営学』)
「最高に面白い! 現代認知科学の成果を知るための決定版が本書。人の「愚かさ」と「賢さ」の仕組みが抜群によくわかる」

キャス・サンスティーン(ハーバード大学ロースクール教授。『実践 行動経済学』)
「この本が大好きだ。私たち個々人がどれほどものを知らず、人類全体としてはどれほど多くを知っているかを明らかにしてくれた。重要な仕事であり、面白い。必読」

スティーブン・ピンカー(ハーバード大学心理学教授。『暴力の人類史』)
「人間は自分で思っているより物事を理解していない。自分がどれほどわかっていないかをわかっていないのだ。それを治す薬はないが、対処法ならある――この本のことだ」

エリザベス・コルバート(ピュリッツァー賞作家。『六度目の大絶滅』)
「本書は教えてくれる――自分に都合の悪い情報を拒絶すれば、われわれはトランプ政権と同じになってしまう、と」
(ニューヨーカー誌 2017/2/27)

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●自転車や水洗トイレの仕組みを説明できると思いこむ。
●インターネット検索しただけで、わかった気になりがち。
●極端な政治思想の持ち主ほど、政策の中身を理解していない。
●多くの学生は文章を正しく読めていないが、そのことに気づいていない。

人はなぜ、自らの理解度を過大評価してしまうのか?
それにもかかわらず、私たちが高度な文明社会を営めるのはなぜか?

気鋭の認知科学者コンビが行動経済学から人工知能まで各分野の研究成果を総動員して、
人間の「知ってるつもり」の正体と、知性の本質に挑む。
思考停止したくないすべての人必読のノンフィクション。

出版社からのコメント
ツイッター、上司、公文書改ざん。この本を編集してから、世の中のいたるところに「知ってるつもり」を見つけてしまう毎日を送っています。まずは読んでみてください。(担当編集者)

内容(「BOOK」データベースより)

インターネット検索しただけで、わかった気になりがち。極端な政治思想の持ち主ほど、政策の中身を理解していない。多くの学生は文章を正しく読めていないが、そのことに気づいていない。人はなぜ、自らの理解度を過大評価してしまうのか?それにもかかわらず、私たちが高度な文明社会を営めるのはなぜか?気鋭の認知科学者コンビが行動経済学から人工知能まで各分野の研究成果を総動員して、人間の「知ってるつもり」の正体と、知性の本質に挑む。思考停止したくないすべての人必読のノンフィクション。

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Wait, What?(ウェイト、ホワット?)

Wait, What?(ウェイト、ホワット?) ハーバード発、成功を導く「5つの質問」 (ハーパーコリンズ・ノンフィクション)

著者:ジェイムズ E ライアン

ハーバード大学教育大学院長の卒業式での訓示をベースに整理されたとのこと。150ページほどですのですっと読めます。しかし含蓄は深くたまに見返して読んでみたい作品です。(Inbe.Shion)

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内容紹介

成果が出ないのは、「質問」を間違えているからだ。
クリステンセン教授絶賛!
動画視聴回数1000万回を超えた、名スピーチ。

「待って、何それ?」
流されずに問題を明確にする、相手の意見に耳を傾ける、大切なものを見極める……etc.
たった「5つの問いかけ」で仕事も人間関係もうまくいく!
ハーバード大学教育大学院長の教え。

生きていくうえで本当に大切な問いは五つしかない。
ぜひとも折に触れ、あなた自身にも人にも、
この五つを問いかけてみてほしい。
その習慣が身につけば、人生はより楽しく、
より実り多いものになるだろう。
そうして最終的には、究極の問いにも、
望ましい答えを返せるようになるだろう。
究極の問いというのは、
誰もがいつか必ず向き合うことになる、
非常に重い問いのことである。
――「はじめに」より

内容(「BOOK」データベースより)

成果が出ないのは、「質問」を間違えているからだ。流されずに問題を明確にする、相手の意見に耳を傾ける、大切なものを見極める…etc.たった「5つの問いかけ」で仕事も人間関係もうまくいく!ハーバード大学教育大学院長の教え。

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宇宙兄弟 「完璧なリーダー」は、もういらない。

宇宙兄弟 「完璧なリーダー」は、もういらない。

宇宙兄弟 「完璧なリーダー」は、もういらない。
著者:長尾 彰

マンガの中の名セリフをベースに、同じような、あるいは違ったシチュエーションに当てはめてみるとこんなことが考えられる、というタイプの著作ですが、この表現手法が当該マンガを読んでいる者からすると非常に奥行きをもって感じられるんですよね。当著作もその手法を踏襲しながら、リーダーシップについて語るものになっています。(Inobe.Shion)

File:Eso1509a - Mars planet.jpg

内容紹介

★人気コミック『宇宙兄弟』から学ぶ次世代リーダー論

チームづくりの専門家でもある著者・長尾彰氏が、
TVアニメや実写映画にもなった人気マンガ『宇宙兄弟』に
登場する数々のエピソードやセリフを引用し、
自分の強みを活かしながらリーダーシップを発揮する方法や、
理想のチーム作りを指南する!

弟・ヒビトと比べ、一見リーダーに向いていなそうな
兄・ムッタこと南波六太のいるチームがうまくいく理由とは?

『宇宙兄弟』のファンの方はもちろん、
チームをまとめることに自信がない人も必見!
真のリーダーの答えはこの1冊のなかにある!

★目次
第1章 どんな人でも必ずリーダーになれる
第2章 愚者風リーダーシップのススメ
第3章 自分らしいリーダーシップを発揮するコツ
第4章 チームの成長とリーダーシップ
第5章 魅力的なリーダーが備えているもの

============================
★★ NMB48キャプテン 山本彩さん推薦! ★★
============================
“仲間と歩むこと”がリーダーシップだと教えてもらい、
だから私はNMB48が大切なんだと
改めて気づくことができました。

出版社からのコメント
本書は、20年にわたり3000回のチームビルディングを支援・促進してきた著者が、
「自身とチームで成果を出す」方法を紹介するリーダーの教科書です。

◎完璧なリーダーはいらないこと

◎率先垂範、完璧なリーダーを目指す代わりに、肩の力を抜いて、
あなたらしいリーダー像で支援的・促進的に他者と関わること

◎等身大のあなたらしいリーダーシップを活かすことでチームを作ること

この3つを理解し、実行するだけで、
誰もがリーダーになることができます。

「リーダーたるもの優秀なければならない」という呪縛に苦しんでいる人にも
おすすめです。

★★★★各界のリーダーも推薦!

チームビルディングを通して生き方を学ぶ指南書だ!
(サッカーFC今治 オーナー 岡田武史さん)

 

内容(「BOOK」データベースより)

『宇宙兄弟』から学ぶ!次世代リーダー論。六太のような「愚者風リーダー」がチームを動かす!チーム作りの専門家による、自身とチームを成功に導くリーダーの教科書。

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ブロックチェーンアプリケーション開発の教科書

ブロックチェーンアプリケーション開発の教科書

著者:加嵜 長門、篠原 航

ブロックチェーンについて、「アプリケーション開発」という観点で少し勉強したく、こちらの本を入手しました。(Inobe.Shion)

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内容紹介

仕組みから実践までわかる、エンジニアのための「ブロックチェーン」解説書。

「ブロックチェーン」とは、ビットコインなどの暗号通貨を支える技術です。「ブロックチェーン」はインターネット以来の発明とも言われており、暗号通貨だけにとどまらず、医療や法律、ゲーム、エンターテイメント、不動産、シェアリングエコノミーなど、さまざまな分野での応用が考えられています。しかし、ブロックチェーン技術への期待や需要の高まりに対して、現時点では具体的なプロダクトもまだ少なく、アプリケーションを開発できるエンジニアの数も圧倒的に不足する傾向にあります。
そこで本書は、知識と実践スキルをバランス良く学べるよう、ブロックチェーン界隈の最新情報はもちろん、理解の前提となる暗号学や分散コンピューティングに加え、フレームワーク紹介や実践的なサンプルなどを盛り込み、さらに必要となる経済やビジネスの話題にも深く踏み込んで解説しました。

本書は、ブロックチェーン技術を正しく理解し、アプリケーション開発を実践するスキルを学ぶため、理論的背景や現在の動向を解説する前半と、サンプルコードを交えて、開発の具体例や考え方を実践する後半の2部構成となっています。
Chapter1~3では、ブロックチェーン技術の特徴や歴史から、暗号通貨システムを支えるブロックチェーンの要素技術、スマートコントラクトとイーサリアムを解説します。
Chapter4~5では、暗号通貨や暗号通貨以外の具体的な事例を紹介することで、ブロックチェーン技術を活用して提供できるサービスの可能性を考察します。
Chapter6~8では、ブロックチェーン開発の環境構築からイーサリアムのブロック構造やトランザクション構造などに加え、Solidityの言語仕様を解説した上で、スマートコントラクト開発を具体例に説明します。また、Truffleフレームワークを使ったアプリケーションの開発手法も解説します。
Chapter9~10では、ブロックチェーンでの制約や注意点として、セキュリティやストレージの利用方法などを解説し、発展段階であるブロックチェーン技術が抱える主要な課題と現時点における解決策や事例を紹介します。
そして、Chapter11では、暗号通貨やブロックチェーン技術が今後どのような変化を社会にもたらすかを検討します。

ブロックチェーン技術を、理論と実践両面から理解するための1冊です。

●想定読者
ブロックチェーン技術を理解したいエンジニア、ディレクター
MVCフレームワークなどでアプリケーション開発を経験したことがあるエンジニア

●内容構成
Chapter1. ブロックチェーンとは?
Chapter2. ブロックチェーン技術の理解
Chapter3. ブロックチェーンアプリケーションの理解
Chapter4. ブロックチェーンプロダクトの比較
Chapter5. ビジネスへの応用
Chapter6. アプリケーション開発の基礎知識
Chapter7. Solidityによるアプリケーション開発
Chapter8. アプリケーション開発のフレームワーク
Chapter9. アプリケーション設計の注意点
Chapter10. 技術的課題と解決案
Chapter11. ブロックチェーン技術の未来

内容(「BOOK」データベースより)

暗号通貨(仮想通貨)の価値を支えるブロックチェーン技術。トランザクション、Proof of Work、データ構造。Ethereum(イーサリアム)におけるスマートコントラクト。独自トークンの発行、Solidityによるアプリケーション開発。仕組みから実践までわかる、エンジニアのための解説書。

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お金2.0 新しい経済のルールと生き方

お金2.0 新しい経済のルールと生き方 (NewsPicks Book)

著者:佐藤 航陽

お金を「ツール」として理解する。経済に対する考え方がシフトしていく中で、改めて「お金」の在り方を考えるきっかけにしたいです。(Inobe.Shion)

Dollar, Currency, Money, Us-dollar, Franklin, Seem

メディア掲載レビューほか

「お金2.0」が普段ビジネス書を読まない人にもウケた理由

「お金」と「経済」が、インターネットの爆発的普及以上かもしれない大変化を迎えようとしている。中央銀行を介さない仮想通貨の流通、評価や信用を軸とした資本の形成。新たな「お金」や「経済」を、よりよい生き方のツールとして活用するための知識を、専門用語をなるべく避け、読み易く書いた本が大ヒット中だ。

「ブログの難解な文章の印象があって、著者ご自身も難しい方かと思っていました。ところがお会いしてみると、少年のようにキラキラした瞳をしていて、語り始めた『お金』の未来の話が思わず録音してしまったくらい面白かった。哲学者というか、思想家というか、本当にスケールが大きいことを考えている。その場で本を書いてもらおうと決めました」(担当編集者)

「お金」に「更新」を意味する「2.0」を付けたシンプルで印象的なタイトルも著者のアイデア。とにかく読者の間口を広げたいという意志の現れだという。

「最初に手にとったのは、圧倒的に学生や20代、30代の社会人の男性層でした。これからを生きる人のバイブルのような人気を獲得していました。大規模な電車広告を打ったことで更に勢いが増し、今は普段ビジネス書を読まないような人たちにまで届き始めています。著者は『新しい世界を作りたい』という考えが強い方。この本のヒットでその実現が少し早まったと思います」(担当編集者)

評者:前田 久

(週刊文春 2018年3月29日号掲載)

内容紹介

【発売前重版決定!話題沸騰】
仮想通貨、フィンテック、シェアリングエコノミー、評論経済。
「新しい経済」を私たちはどう生きるか。
メタップス創業者が明かす、資本主義の先の世界。

〈資本主義を革命的に書き換える「お金2.0」とは何か〉
2.0のサービスは、概念そのものを作り出そうとするものが多いので、既存の金融知識が豊富な人ほど理解に苦しみます。あまりにも既存社会の常識とは違うので「今の経済」のメインストリームにいる人たちにとっては懐疑や不安の対象になりやすいといった特徴もあります。そして、それこそが全く新しいパラダイムであることの証でもあります。本書ではまずお金や経済の仕組みから、テクノロジーの進化によって生まれた「新しい経済」のカタチ、最後に私たちの生活がいかに変わるか、の順番に解体していきます。

第1章 お金の正体
•お金とは何か?•仮想通貨は鏡の世界?•膨大なデータから見えてきた「経済システム」の構造•経済とは「欲望のネットワーク」•人の手で経済は創れるか?•発展する「経済システム」の5つの要素•ビットコインに感じた「報酬設計」の秀逸さ•持続的に成長する組織の条件•「小米(シャオミ)」に学ぶ経済圏の作り方
•経済と脳の深い関係•自然の秩序に反したルールの危険性•ダ・ヴィンチには見えていた〝ひとつの世界〟…

第2章 テクノロジーが変えるお金のカタチ
•今起きているのはあらゆる仕組みの「分散化」•分散化する社会とシェアリングエコノミー•中国がリードするシェアの世界•国家を代替するトークンエコノミーの可能性•「自律分散」という次世代の成功モデル•AIとブロックチェーンによる無人ヘッジファンド•テクノロジーによって経済は「作る」対象に変わった…

第3章 価値主義とは何か?
•限界を露呈し始めた資本主義•資産経済の肥大化と金余り現象•資本主義から「価値主義」へ•「共感」や「感謝」などの内面的な「価値」の可視化と流通•「評価経済」の落とし穴•社会的な価値・ソーシャルキャピタルの可視化•ベーシックインカム普及後の「お金」•複数の経済圏に生きる安心感•タイムバンクとVALUの正体•デジタルネイティブからトークンネイティブへ•「価値主義」とは経済の民主化である…

第4章「お金」から解放される生き方
•人生の意義を持つことが「価値」になった世代•「儲かること」から「情熱を傾けられること」へ•人間の心は放っておくとすぐサビる•「お金」のためではなく「価値」を上げるために働く•枠組みの中での競争から「枠組み自体を作る競争」へ…

第5章 加速する人類の進化
•お金にならなかったテクノロジーに膨大なお金が流れ込む•電子国家の誕生:エストニア
•宗教と価値主義•「現実」も選ぶ時代へ•人類の経済圏は大気圏を突破する•「お金」は単なる「道具」である…

内容(「BOOK」データベースより)
「資本主義」を革命的に書き換える「お金2.0」とは何か。2.0のサービスは、概念そのものを作り出そうとするものが多いので、既存の金融知識が豊富な人ほど理解に苦しみます。その典型がビットコインです。あまりにも既存社会の常識とは違うので「今の経済」のメインストリームにいる人たちにとっては懐疑や不安の対象になりやすいといった特徴もあります。そして、それこそが全く新しいパラダイムであることの証でもあります。本書ではまずお金や経済の仕組みから、テクノロジーの進化によって生まれた「新しい経済」のカタチ、最後に私たちの生活がいかに変わるか、の順番に解体していきます。

著者について
早稲田大学在学中の2007年に株式会社メタップスを設立し代表取締役に就任。2011年にアプリ収益化プラットフォーム「Metaps」を開始、世界8拠点に事業を拡大。2013年より決済サービス「SPIKE」の立ち上げ。2015年に東証マザーズに上場。フォーブス「日本を救う起業家ベスト10」、AERA「日本を突破する100人」、30歳未満のアジアを代表する30人「Under 30 Asia」などに選出。2017年に宇宙開発を目的とした株式会社スペースデータを設立。

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「言葉にできる」は武器になる。

著者:梅田悟司

以前、著者のセミナーでこの概要は聞いたのですが、その復習の意味も込めて読んでいきます。(Inobe,Shion)

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メディア掲載レビューほか

コピーライターのシンプルすぎる仕事術がヒットして10万部

誰もが知っている数々の宣伝文句を生み出した人気コピーライター。そんな著者が、言葉に取り組む自分の仕事術を開陳した本と聞けば、奇抜な内容を想像するのでは。その予測はいい意味で大きく裏切られる。

「コピーライターというと言葉で遊ぶ、われわれとは違う発想で言葉を生み出す仕事という印象をお持ちの方も多いかもしれません。しかし梅田さんの作るコピーは、〈世界は誰かの仕事でできている。〉〈この国を、支えるひとを支えたい。〉といった、日常的な言葉を組み合わせたものばかりなんです。だから本書もあくまで、彼が普段の仕事でやっていることを形にしました」(担当編集者の網野一憲さん)

その仕事術は、〈「内なる言葉」と向き合う〉〈正しく考えを深める〉〈自分との会議時間を確保する〉など、シンプルなものばかり。だが、日々の暮らしで実践し続けることで、生きる姿勢が根本から変わる。本書はそんな骨太な内容を伝えている。

「著者は本書と似た内容の本は今後絶対に書かないと言っています。それくらい、すべてを注ぎ込んで書いてくれた本です」(網野さん)

ヒットのきっかけは、発売前見本を手に取った営業部のひとりが惚れ込み、そこから全国の書店員へと熱が伝わったこと。その後も書評を除いて大々的なメディア露出はない。店頭と口コミを中心とした展開でヒットが継続している。まさに〈言葉〉が〈武器〉となって生まれたベストセラーだ。

評者:前田 久

(週刊文春 2017.3.9号掲載)

内容紹介

「バイトするなら、タウンワーク。」「世界は誰かの仕事でできている。」
トップコピーライターが伝授する、あらゆるシーンに活用できる言葉と思考の強化書!

◆人を動かすために「心地いい言葉」はいらない!
自分の思いをどうやって「言葉」にして「伝える」か?
人の心を動かす「表現」には秘密があるのか?
「うまく自分の言葉で話せない」「人の心に刺さる表現力を身につけたい」――志や思い、自分のなかにあるビジョンを言語化するために何をすればよいのか?
そんな悩みを抱えている全ての人に、いま注目のコピーライターが独自の手法をわかりやすく開示する、人の心を動かす言葉の法則。
人は、その言葉の中に自分の思いを発見したときに心を動かされるのであり、技巧を凝らした表現などいらないのだ! 自身が手がけた広告コピー、古今東西の有名事例を、「メッセージとしての明確性」「そこにいかに自分を投影するか」「伝えたい想いをいかに生み出すか」という視点から分解、「意志を言葉に込める技術」を解説する。

◆トップコピーライターが伝授する言葉と思考の強化書、遂に完成!
「人に伝える・動かす」は、多くの人が様々な場面で直面し、悩むテーマ。
いかに言葉を磨き上げるか? 誰にでもできる方法論を具体的に解説する本書は、ビジネスコミュニケーションや企画のプレゼンなどの仕事シーンはもちろん、私生活でのアピール、さらには就職・転職活動にも役立つ考え方が満載の一冊。
著者は、缶コーヒージョージア「世界は誰かの仕事でできている。」「この国を、支える人を支えたい。」、リクルートのタウンワーク「その経験は味方だ。」「バイトするならタウンワーク。」、「東北六魂祭」などを手がけ、2016年4月期のTBS『日曜劇場99.9』でコミュニケーション・ディレクターを務めるなど、ますます注目度アップのコピーライターである。
内容(「BOOK」データベースより)
『世界は誰かの仕事でできている。』『この国を、支える人を支えたい。』トップコピーライターが伝授する、言葉と思考の強化書、遂に完成。

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