7月はあっという間でした。
もうこのままお盆に突入って感じになりそうですね。
さて、今週気になった雑誌・・・見ていきましょう。
・週刊ダイヤモンド 2022/7/30
こちらの記事が気になりました。
・週刊ダイヤモンド 2022/7/30
銀行・保険・証券 DX大戦
この業界のDX、アクセンチュアが席巻しているようです。
アクセンチュアの膨張は、発注する側の問題だと言っていい。銀行は自社基幹システムの保守運用を特定のベンダーに任せきりにする「ベンダーロックイン」の歴史を繰り返し、それによる弊害はみずほ銀行のシステム障害であきらかになったはずだ。金融機関が自社のDXを考えるのは、消費者の行動変化をどう捉え、将来的なビジネスモデルをどのように設定するかという本質的な問いにつながる。それを外部に依存しているようでは、自社の存在意義を否定するのと同義だ。 |
と厳しい内容が記載されていました。
またもちろんではありますが、メガバンクのほうはそれはそれでDX人材、DXに関するリテラシー強化に注力ポイントとして掲げているようです。
・週刊東洋経済 2022/7/30
日本のSDGs & ESG
SDGs & ESGの覚えておくべきキーワードが7つ挙げられています。
●2,030アジェンダ
「2030アジェンダ」の前文は、持続可能な開発のためのキーワードとして「5つのP」を揚げる。People(人間)、Prosperity(繁栄)、Planet(地球)、Peace(平和)、Partnership(パートナーシップ)で、SDGsの17の目標はこれらと関連付けられている。 |
●SDGsウォッシュ
実態以上にSDGsに取り組んでいるように見せかける、ごまかし行為のこと。故意に虚偽の主張をすることだけでなく、具体性に欠けるあいまいな表現や、一部の活動を誇張して取り上げること、目標と実際の行動の矛盾なども含まれる。 |
●SDGコンパス
企業がSDGsを経営に取り込むための指針として、国連グローバル・コンパクトなど3団体が2,016年に共同開発したツール。 SDGsコンパスは、企業がいかにしてSDGsを経営戦略と整合させ、SDGsへの貢献をどう測定し管理していくかの指針を、5つのステップによって説明する。 ①SDGsを理解する ②優先課題を決定する ③目標を設定する ④経営へ統合する ⑤報告とコミュニケーションを行う |
●バックキャスティング
計画立案などの際に「未来のあるべき姿」を起点にし、逆算して現在するべきことを考える思考法。長期的な目標がはっきりしていて、それを必ず実現するための方法を考えるのに向く。 今できることからではなく、「30年にSDGsを達成しているためには、今何をしなければならないのか」とゼロベースで考えること、それによって生まれる飛躍的な発想をもって解決策を見出すことが必要だ。 |
●サーキュラーエコノミー
日本語では「循環型経済」。廃棄物をなくし、資源を再利用する経済モデルのこと。国際的なサーキュラーエコノミー推進団体、エレン・マッカーサー財団は「サーキュラーエコノミーの3原則」として、「廃棄物や汚染などを出さない設計」「製品や資源を使い続ける」「自然のシステムを再生する」を掲げる。 |
●エシカル消費
人や社会、環境に配慮した消費行動のこと。SDGsの目標12「つくる責任つかう責任」に関して、消費者が最も気軽に行動できる取り組みの一つだ。フェアトレード商品が定着し、消費者が好んでそれらを購入するヨーロッパでは、企業がさらに積極的にフェアトレードに取り組むという好循環が生まれる。 |
●グリーンボンド
企業や地方自治体などが環境改善活動(グリーンプロジェクト)の資金調達を目的として発行する債券のこと。その使途は地球温暖化対策や再生可能エネルギー事業といった、明確に環境改善効果を持つプロジェクトに限定される。 |
SDGsに関しての企業ランキングが掲載されていましたが、リスクマネジメントのテーマでは日産自動車が1位になっていて、なるほどと。