ドラマ「半沢直樹」は、第5話25・5% 番組最高更新&5週連続大台!平成に続き「令和ドラマ1位」の称号もゲットというほどの大ヒットですが、これについて少し考えたいと思います。
歌舞伎役者の顔芸が面白いというのは言わずもがなですが、この第5話を見ていて、考えさせられました。
このヒットの要素ですが、最近ほとんどなくなってしまった時代劇。そう、時代劇風な勧善懲悪の要素とそして、歌舞伎役者の大袈裟な顔芸でもって、それを笑いへと昇華しているところが秀逸な点。
そしてもう一つ気づきました。皆さんは、ガチンコという番組を覚えているでしょうか?有名なところでは、ボクシングの世界チャンピオンの竹原さんがコーチとなったガチンコファイトクラブ。そして、ガチンコラーメン道や、ガチンコ漫才道などヒット作がありますが、当時はヤラセ満載といわれてましたよね。まさにこの、ヤラセではないか!?というほどの現実には起こりえない悪人の所業・・・そちも悪じゃのうレベルではない悪人たち。
まぁ、このあたりの今となってはなくなってしまったテレビ演出が満載な点こそ、ヒットの要因ではないかとひそかに分析しております。