何気に、youtubeを見ていると、中森明菜さんがレコメンドされました。そういえば、昔、見たことがあったのでそれでなんでしょうね。
改めて、プライムミュージックでベストなどがあったので、聞いてみたのですが、これがすごいです。
まさにシンガーアクトレスですね。(「ぼくの創り上げた詞の主人公を見事に演じ、脚本以上の映像をつくってしまう素晴らしきシンガーアクトレスだ」(作詞家:売野雅勇氏))
特に、『禁区』~『十戒 (1984) -』までが強烈ですね。神がかっているというか、魂こもっているというか、歌唱力はもちろんのこと、歌詞内容を演じてこんなに歌える人は明菜さん以外にいないでしょう。
改めて聞いてみたのですが、『禁区』の”そろそろ禁区”という一節がありますが、その「禁区」という言葉が「き」と「ん」と「く」それぞれに意味があるような絶妙の歌い方なんですよね。まったくもって驚きました。
『十戒 (1984) -』もすごい。ヴィブラートもすごいですけど、こんなふうに日本語を歌に乗せられる人はいないですよ。浜田麻里さんも大好きなんですが、明菜さんは全くアイドルではなく、すごいアーティストですね。そういう扱いをされて、海外に出ていくなどされたほうがよかったのかもしれませんね。今の時代だったらまた違った扱いをされていたでしょうね。また素晴らしい歌を聴かせてほしいです。
改めて、再評価されてもいいのではないでしょうか。
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