著者:谷 益美 …
会議で見られる光景・・・同じ言葉の理解が違ったり、議論のすれ違いなど・・・。要は議論の「見える化」だと思います。これが非常に大事で、これができる人は重宝がられます。(Inobe.Shion) |
内容紹介
ホワイトボードを制する者、仕事を制す!せっかくチームのみんなで集まって話し合っても、 「言いたいことを言い合うだけで、話がまとまらない」 そんなお悩みリーダーにオススメ! ホワイトボードを使って、みんなの意見を引き出して整理していけば、 チームや組織のPDCAサイクルを回していくために欠かせない、 内容(「BOOK」データベースより) グラフィック、ファシリテーション、タイムキーピング。たったこれだけで、チームの動きが一変!!早稲田大学ビジネススクール人気授業のエッセンスがぎっしり詰まった1冊。 |
まずは、ホワイトボードにまつわる小ネタですが重要な知識。
ホワイトボードの用のマーカーですが、縦置きはご法度。横に置いておかないとインク詰まりの原因になるようです。
インクを消す時は、乾いてから消すこと。書いた直後はインクが乾いておらず、ホワイトボードを汚してしまうようです。
次はグラフィックのコツとして、会議の種類にもよりますが、「T」字型に線で区切ると良いようです。
①上に横線を1本引いてタイトルを日時
②右に縦線を1本引いて、会議のまとめや今の議論と違う内容のメモなどのスペースに。
また、Iチャートも有用。
タイトル | |
現状 ・ ・ ・ |
理想 ・ ・ ・ |
これからの行動 ・ ・ |
引かれた線が「I」になっているので、Iチャート。これは「GROWモデル」というフレームワークの下敷きに便利。
・どこを目指すのか(Goal)
・現状はどうか(Reality)
・ゴールに向けてのアクション(Option)
・みんなの意志はどうか(Will)
この4点さえ押さえていけば、、日々の「業務改善」からチーム全体の大きな「目標設定」まで、実現への道筋が自ずと見えてきます。(p.64)
5W1Hを押さえて書いていく。
議論が深まる鉄板フレーズ(pp.111-112)
①掘り下げる
・それってどういうこと?
・具体的に言うと?
・例えば?
②広げる
・他には?
・まだある?
・一人○個アイデアを出そう!
③順位付け
・優先順位をつけるなら?
・どれが一番?
・本当に大事なことは?
発言が出ない3大理由と対策(p.116)
①発言していいかどうか分からない
→ 指名する
②何を求められているのか分からない
→ 例示する
③言ったが最後、やらされる
→ 担当決めはフェアに
会議の終わりには必ず振り返りを行う。
・その日決まったこと
・次回MTGの日時、会場・メンバー
・次回MTGの議題
・次回MTGまでにやること
非常にわかりやすい作品でした。是非読んでみてください!