著者:川上 正伸,竹内 芳久,新堀 克美 …
「IoT、AI、RPAで変わるモノづくり」というサブタイトルがついており、これまでの工場にこの新しいテクノロジーをどう結び付けていくかを考えていくための基礎的なことが書かれています。そもそもの工場経営についても書かれていますが、これがうまくまとめられていて非常に勉強になりました。(Inobe.Shion) |
内容紹介
◎スマート工場でグローバル競争に勝つ 内容(「BOOK」データベースより) 生産性を上げて儲かる工場にするための新しいシステムのしくみがやさしくわかる。 |
まず第1章・第2章でこれまでの工場の発展に寄与してきた考え方が詳しく紹介されております。
これまでもいろいろと勉強はしてきましたが、転職して実際に工場を回って「見て」学んだことを改めて「頭で」整理することができます。
1期:BOM, MRP
2期:自動化/FA
3期:CIM
4期:SCM, ERP
5期:IoT, AI
そしてこの5期が「スマート工場」だと書かれています。
これまでも効率化が長きにわたり進められてきたと思います。その先人たちの考え方も踏襲して、それらをもとにしたアウフヘーベンによってAIやIoTを考えていかないと技術オリエンテッドで本質を外したものになりかねないような気がしました。