著者:金川 顕教 …
先日も読ませてもらった金川さんの著作。アマゾンを見ると、ものすごいペースで書かれています。実践されているので学ばせてもらうこと、気づかせてもらうことはいろいろとあります。(Inobe.Shion) |
内容紹介
働けば働くほど、時給は下がる! ーー仕事を頑張れば頑張るほど、あなたは「幸せな成功」から遠ざかります。本書では、世界有数の会計事務所から独立して収入を10倍にした著者が、時給を意識することで、仕事や人間関係のムダを省き、1時間で10倍の成果を生み出す方法を教えます! 本書のノウハウで、仕組み化と効率化を図れば、24時間365日誰にも支配されない「時間的自由」と、死ぬまでお金に困らない「経済的自由」を手に入れることができます! 出版社からのコメント 「仕事に追われて毎日ヘトヘト。生産性がない仕事しかしていない」 《本書の内容の一部》 【働けば働くほど時給は下がる】 【時給は10倍を目指す】 【時給は「仕事選び」で9割決まる】 【自己流は事故る】 【時給が高い人は作業をしない】 【1日24時間を2400時間に増やす方法】 著者について 金川 顕教(かながわ・あきのり) |
根本的に、「従業員」である限り、時間に縛られてしまいますよね。高給になればなるほど、自由になるようでならない時間も増えてくるような気がします。
時間の自由が増えても、しなければならない嫌なことが増えてきたり。となると、縛られないためには独立ということになりますね。
やっぱりそこを視野に入れて人生をプランニングしていくべきだということが、改めて気づかされました。
時給思考とは、一言で言うと、「あなたの1時間の価値を10倍にするスキル」です。このスキルを身に付けることで、あなたは大事な1%に集中し、些末な99%のことから逃れられることができます。経済的な自由はもちろん、時間的な自由、精神的な自由を手にすることができるのです。(p.7) |
そして、次のように書かれています。
僕たちに残された時間は、思ったよりも多くありません。人生はあっという間に終わります。限りなる貴重な時間。1秒も後悔しないためにも、自分で決めて、自分でコントロールする人生を歩むことを強くお勧めします。(p.7) |
そこですね。こうしている間にも時間は消費されていっています。きちんと意味のある時間となして使えたかということを常に意識して、充実させていかなければならないはずです。でも何かと一番大切なそれがおざなりにされている気がしてなりません。自分自身においても、まさにそうです。
”タイムイズマネー”ではなく、”タイムイズライフ”。タイムイズマネーくらいにしか考えていないから、時間の価値を低く見積もってしまうのです。タイムイズライフ。時間とは、命。時間とは「命」と同等のものなのです。(p.31) |
時間には、4つの種類があると書かれています。
1.最低限必要な時間
2.達成のための時間
3.楽しむ時間
4.無駄な時間
時間には、この4つの種類があると知れば、”タイムイズライフ”を意識することができるようになるのです。この4つをしっかりと認識して、時給思考を持つことで、望む成果は出るようになっていきます。なんとなく時間をただ過ごしてしまう、という場面を最小に減らすことができるのです。(pp.42-43) |
何をやればいいのか、ということが明確でなければ、行動できないのが人間です。だからこそ時給思考が大切なのです。この1時間何をするのか、ということが明確なら、迷いなく行動ができます。自分の大きな目標を、目の前の1時あkんの行動に落とし込むには、やはり3年先など長期の目標で長すぎます。だからこそ、1か月という短期の目標を立て、それを回転していくことが、達成のカギとなるのです。(p.105) |
仕事に関して言えば、「ひとつの仕事を丁寧に1度よりも、ひとつの仕事を何回転も回転したほうが質がよくなる」ということを語る成功者は多いものです。そのためには、何よりもまず、すぐやり始めること、CAPDを毎日回していくこと、が大事です。(pp.115-116) |
僕の周りの成功者はみな、無言実行で、有言実行の人はいないのです。この理由は単純で、あなたの足を引っ張る人があまりにも多いからです。人は、自分と同じようなレベルの人と集まって、コミュニティを形成しているのが普通です。そして、仲間の中からチャンレンジする人が出てきて上に上がっていくのを、意識的にも無意識的にも引きずり落そうとしてしまうのです。・・・目標を立てたら、人に言うのではなく、ひたすら無言で行動を積み重ねていきましょう。(p.118) |
1日は24時間しかありません。その中で、やれることは本当に少ないのです。僕は目標達成につながらないことをやっている時間を限りなく0に近づけていくべきだと思っています。そして、やらないことで生まれる時間を使って重要なことをやるべきです。「やらないことを決める」→「やることを決める」これが、時給が高い人が守っているルールです。逆に、時給が低い人は、「やることを決める」→「やらないことを決める」という思考回路で働きます。(p.223) |
これは考えてみるとよくわかります。「やる時間」がないところに、やることを決めてもできないわけですよね。
今日も無駄にした時間は多かったわけですが、時給思考で考えると、まったくもってダメな一日でした。
そうすぐにスイッチできそうにはない気もしますが、しっかりと意識しながら、時給思考を身に付けたいと思います。