タイトル:「AI時代の人間の行方」
講師:羽生 善治氏(将棋棋士)、阿刀田 高氏(作家)
日時:2018/4/26(木) 18:30~20:30
場所:大阪商工会議所 7階 国際会議ホール
2018年度3度目の夕学講座への参加。今回は少し変わっていて、羽生氏の講演60分・対談60分の構成でした。おそらくですが、阿刀田氏との対談は不評だったんじゃないでしょうか。二人の絡みは、はっきりいって残念な感じでしたね。そういった意見が多かったんじゃないでしょうかね。
まずは将棋の機械学習の話がありまして、学習データとして「人間通しの棋譜データ15万局」そこから強くなって生み出された「機械同士の自己対戦による3000万局」でさらに強化して創り出された次の一手のスコアリングのためのアルゴリズムとなっているとのことです。
そしてこのアルゴリズムですが、ものすごい進化をしているようで、来年のアルゴリズムは今年のアルゴリズムに対して80~90%の勝率となるようです。
もう強くなりすぎて、「将棋ソフト」としては誰も買わなくなったとか。
羽生さんのAIへの造詣の深さを垣間見たセミナーでした。ただ、私もAIに関しては、それなりに勉強していますから、本を読めばわかるような話が多くてそんなに得られるものはありませんでした。
新聞レベルのAIの知識の方たちには良かったのではないでしょうか。
その後、対談ということで登場された阿刀田さんなんですが、まぁ、この二人がかみ合わないったらありゃしないという感じで、残念だと思った人も多いように思います。
参加していた方tのご意見も聞いてみたいところです。
また今後もセミナー報告は適宜させていただきますので、私のブログをチェックしておいていただけますと幸甚でございます。
よろしくお願いいたします。