著者:木部 智之 …
これは納得。今まで何となく考えていたことですが、言葉にしてくれた!という感じで手元に置いておきたい書物になりました。(Inobe.Shion) |
内容紹介
2本の線を引くだけで、思考のスピードが速くなる!超シンプルな図解の技術 ★2本の線を引くだけで、頭がすっきり。思考のスピードが爆速になる! ・頭の中がごちゃごちゃで、仕事が前に進まない こうした複雑な問題を一瞬でシンプルにしたいなら。 問題解決、アイデア出し、コミュニケーション、資料作成…… ★日本IBMで15年間活躍する著者による、独自メソッド! 著者は、日本IBMエグゼクティブ・プロジェクト・マネジャーの木部智之氏。 人が足りない、スケジュールが迫っているなど、問題が山積するなか、 2軸思考は「世界一シンプルなフレームワーク」。 ★目次 【Part2 実践編】 内容(「BOOK」データベースより) 頭の整理も、資料作成も、報告・指示、打ち合わせも、「線を2本引くだけ」で思考のスピードが爆速に!IBMで15年活躍する著者による独自メソッド、公開!初心者でも、どんな業種でも使える!「世界一簡単なフレームワーク」の作り方を凝縮! |
私もよく2軸で考えていたのですが、
- 2本の線を左上で交差させ、左上から右下に向かって考える「マトリクスタイプ」
- 軸を交差させて考える「4象限タイプ」
- 左下で交差させ原点を持たした「グラフタイプ」
この3つのパターンが提示されています。「マトリクスタイプ」はあまり使っていなかったのですがこれもかなり使えそうです。
また、2軸思考として5つのメリットが挙げられています。
①「悩む時間」がなくなる
②「即時即決」できる
③「新しいアイデア」を生み出せる
④「分かりやすい説明」ができる
⑤「分かりやすい資料」を早く作成できる
これのメリットを享受するために、2軸フレームワークを作るわけですがその作り方の3つのステップが示されています。
①考える目的に合わせて枠のタイプを決める
・マトリクスタイプ
・4象限タイプ
・グラフタイプ
②タテ軸とヨコ軸を決める
・タテ軸、ヨコ軸ともにMECEで洗い出す
・要素 「タテ軸>ヨコ軸」とする
・流れ (時間、フロー)はヨコ軸で7項目以内に収める
③枠に情報を埋める
・定量情報
・定性情報
これらの基本テクニックをもとにフレームワーク別にもう少し詳細に具体的な説明が展開されます。
ここでは詳細は割愛しますが、これらを読むことでこのテクニックについて腹落ちさせることができます。
分かったつもりでも、なかなか「使う」となるともう一段深い理解が必要です。また分かっていなかったことが見えてきます。習うより慣れろの精神で使っていきたいものです。