考える/分類する―日常生活の社会学 (りぶらりあ選書)
著者ジョルジュ ペレック
内容(「BOOK」データベースより) ありふれた日常的な「もの」の目録を列挙しつつ、収集‐整理‐分類という、思考以前の人間の習性について、社会‐心理的素描を試みる考現学的考察。情報化社会における人間の思考と分類のシステムを描き出す。 内容(「MARC」データベースより) |
★読書前のaffirmation!
[きっかけ・経緯] タイトルに目が留まりました。
[目的・質問] 「考える/分類する」→分類すること自体が考えること、という読み始める前の問題意識はどう変わるか・・・・。
[分類] 110.4:哲学各論
問い 考える/分類する 斜線/は何を意味するのか。いったい人は私に何を問うだろう。私は分類する前に考えるのか、考える前に分類するのか。考えることをどうやって分類するか。分類しようとするとき、どう考えるのか。(p.119) |
という素晴らしい問いを発しているのですが・・・・。
その後、いろいろなものを分類しているだけ、この問いに対する思索がなくて・・・残念でした。
哲学というよりは、随筆風に思ったことを書いているという感じでした。
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