起業を考えたら必ず読む本 (Asuka business & language book)
著者:井上 達也
内容紹介 華々しい成功を目指す起業本ではないですが、 直面するであろう起業のリアルをどう乗り越えるのか、 実践的なアドバイスがあります。「毎日16時間、死ぬほど働けど、なぜ利益が増えないのか」 「クレジットカードを目いっぱい使ってるけど、資金繰りに悩まない日は来るのだろうか?」 創業25年、会社を立ち上げ、失敗と成功を繰り返しながら成長させてきたからこそ書ける、起業のアドバイス本。 起業を思い立ったらやること、 決意して会社を辞める前にやっておくこと、 会社を作ったらやること、 成功するために心に刻んでおくことなどのアドバイスを紹介。 会社経営を経験していないコンサルが書いたものとは違う、説得力があります! 内容(「BOOK」データベースより) |
★読書前のaffirmation!
[きっかけ・経緯] いわずもがな・・・・(いつかは)起業考えてますし・・・。
[目的・質問] 起業のための第一歩。
[分類] 335:企業. 経営
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より) 井上/達也 1961年生まれ。株式会社フリーウェイジャパン代表取締役。株式会社日本デジタル研究所(JDL)を経て1991年に株式会社セイショウ(現、株式会社フリーウェイジャパン)を設立。当時としては珍しく大学在学中にマイコン(現在のパソコン)を使いこなしていた経験と、圧倒的なマーケティング戦略により、業務系クラウドシステムでは国内最大級のメーカーに急成長させる。中小企業のITコストを「ゼロ」にするフリーウェイプロジェクトは国内の中小企業から注目を集め11万ユーザー(2016年9月現在)を獲得(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) |
さて、起業・・・その勘所がきっと書かれているのでしょう。「気づき」や「共感できるところ」、引っ張ってきます。
最初は、まず自分が働いている会社に関連する仕事で、起業することをお勧めします。(p.23) |
そりゃそうですよね・・・・そうでないとあまりにリスキーです。
みんなが知っている普通のものを少し安くしたり、サービスをよくしたりして、まずは会社を軌道に乗せることが、起業時には重要なことです。(p.28) |
まずは先立つものがある程度は必要ですもんね。
普通に売っているものや一般的なサービスをあなたの工夫、努力でどう差別化するかが成功の鍵なのです。(p.29) |
奇をてらっても最初は難しいということですね。
数多ある広告がすぐビジネスに役立つかどうかは別として、「どうしてこういう広告を出すのだろうか」と考えるクセがついていると、ひょんなことから自分のビジネスとのつながりを発見したり、今までにない新しいビジネスモデルを思いつくかもしれません。(p.32) |
私が日頃、部下にも口を酸っぱくして言っていることですが、「アンテナを張ってなさい」ということともつながります。
起業家は売れるお客様と売れないお客様をいかに早く選別するかが重要です。引っ張りまわされた挙句、結局売れなったということがないようにしたいものです。起業家に無駄な時間は一切ないのです。(p.42) |
それはそうですね・・・小企業だからこそ・・・・ですね。
ハンコはチタンで作りましょう。・・・ハンコって結構、欠けやすいんです。(p.81) |
あなたが会社を伸ばすためには、、優れた人を雇うことが必須なのです。優れた人を雇うことができないと、売れないときは社長であるあなたが営業し、社内でミスが起こったら、あなたが社内整備をするということになります。それによりあなたは本来の仕事、社長の仕事ができず、結果的に会社がずっと停滞してしまうのです。成功している会社や上場企業には、必ず優れた人がいます。逆に優れた人がいない会社で、うまくいっている会社はありません。会社が次のステップに進むためにはあなたの重要な仕事は、さまざまな方法を駆使して優秀な人を探すことなのです。(p.237) |
最後に書かれていましたが、「結局、何のために起業するのか」・・・起業が目的ではないはずですし、そこのところはブレないでしっかりと持っていたいです。私にとってそれは何だろう?