有名な「マズローの欲求段階説」ですが、下記5段階だと思っている方が多いと思います。下記の5つですよね。
マズローが提唱した人間の基本的欲求を低次から並べる
- 生理的欲求 (Physiological needs)
- 安全の欲求 (Safety needs)
- 社会的欲求 / 所属と愛の欲求 (Social needs / Love and belonging)
- 承認(尊重)の欲求 (Esteem)
- 自己実現の欲求 (Self-actualization)
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はい、その5段階が定説ですが、実は、晩年、5段階の欲求階層の上に、さらにもう一つの段階があると発表されています。
それが・・・・「自己超越」
自己超越者 (Transcenders) の特徴は
- 「在ること」 (Being) の世界について、よく知っている
- 「在ること」 (Being) のレベルにおいて生きている
- 統合された意識を持つ
- 落ち着いていて、瞑想的な認知をする
- 深い洞察を得た経験が、今までにある
- 他者の不幸に罪悪感を抱く
- 創造的である
- 謙虚である
- 聡明である
- 多視点的な思考ができる
- 外見は普通である (Very normal on the outside)マズローによると、このレベルに達している人は人口の2%ほどであり、子供でこの段階に達することは不可能である。 マズローは、自身が超越者だと考えた12人について調査し、この研究を深めた。
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ちなみに、この「欲求段階説」は非常に分かりやすいので、人口に膾炙しておりますが、実は、実証は恣意的に行われているという批判的意見もあります。
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