読んだら忘れない読書術
著者:樺沢 紫苑
★読書前のaffirmation!
[きっかけ・経緯] 図書館で発見・・・・
[目的・質問] どうやったら忘れないか・・・これは学ばなきゃ。
「インプット」をして「アウトプット」をする。このように「インプット」と「アウトプット」のサイクルをバランスよく回していくことで、頭の回転はドンドン速くなっていきます。そして、インプットとアウトプットの繰り返しで頭の回転が速くなることで、猛烈に自己成長していきます。思考力も付き、判断も早くなり、文章を書くスピードも速くなる。結果として時間を有効活用できるようにもなるのです。(P.5) |
はい、それができるようになるにはというノウハウを吸収していきたいと思います。
新しいことを始める場合、ゼロから試行錯誤する必要はないのです。何百時間も試行錯誤してくれている先人がいて、本にまとめてくれているのですから、その先人から試行錯誤の結果を学べば良いのです。(P.29) |
これについては、著者もいろいろと書かれていますので、半分宣伝的なところもありましたが、いきなり高レベルからの試行錯誤からスタートできるという大きなメリットがあります。
本を読んで「1週間に3回アウトプットする」と記憶に残る。これが脳科学に裏付けられた記憶の法則です。では、具体的にどんな「アウトプット」をすればいいのでしょうか?読書に関連して私が行っているアウトプットは、以下の4つです。
これらの4つのアウトプットのうち、1週間以内に3つ行えば、やらないときと比べて圧倒的に記憶に残ります。(P.81-82) |
うーん、その記憶に残るっていうのをどのレベルのことを言っているのか、分かりかねますが、私もここに書いているように、読みながらやっていますが、このメモを読み返したり、人に説明したりなど、更にプラスアルファしたいところですね。
ノルアドレナリン、ドーパミン、エンドルフィンなどの記憶力を高める脳内物質を意識的に分泌させることで、本の内容を鮮烈に、そして長期間記憶してしまおう。(P.84) |
おぉ、そんなほうほうが!!後の章でせつめいのとのこと・・・期待します。
今日一日で読破する本を決めて、その本をカバンの中に入れます。その目標を可能な限り厳守するようにします。・・・目標設定をするだけで記憶強化物質であるドーパミンが分泌されますから、漠然と読むより、記憶に残ります。「今日一日で読む!」ということは制限時間を決めるということです。制限時間などが迫った、ハラハラした状態ではノルアドレナリンが出ます。(P.90-91) |
なるほど、一理あります。これを決めたら、電車でスマホのメールチェックとかできなくなりますね。改めて、生活習慣見直さなきゃ。そうすれば、僕ももう少し冊数増やせそうです。
「本を読む」以上は、「内容を説明できること」、そして「内容について議論できること」を前提に読まなくてはいけません。・・・最低限、「内容を覚えている」、「内容について議論できる」という「読書の質」を担保できなければ、どれだけ速く読んでも意味がないのです。(P.92-93) |
それはおっしゃる通りで、僕も気を付けています。時間の無駄にならない読書・・・それもあって、こうやってメモを取っているというところに繋がります。
まず、全体を把握してゴールと読み方を決める。 ①全体を把握する ②本を読む目的を設定する ③「速読」か「精読」かを決める つまり、本を読み始める前に、ゴール(目的地)と行く方法(読み方)を決めるというわけです。(P.126-127) |
「おもしろそう!」と思って本を買ったなら、買った直後からすぐに読み始めることです。そして、ワクワクしている間に一気に読み終えてしまう。そうすると、ワクワク感に包まれながら、つまりドーパミンが分泌された状態で本を読み切ることができますから、強烈に記憶に残すことができます。(P.137-138) |
「広げる読書」と「深める読書」。今の自分に必要なのはどちらなのか。本を選ぶ場合、そこを意識するだけでも、自分に必要な本と巡り合える可能性が飛躍的に高まります。(P.189) |
いわゆるノウハウ本でしたが、改めて気づかされることが多かったです。僕の場合、ちょうどこの本だと、こうやってメモを取りながらの読書で2時間くらいです。このスタイルをさらにバージョンアップさせるとすると、エレベータートークではないですが、30秒で話せる内容にまとめることはしておきたい。さらに議論をするための自分の意見というのもまとめておけたらと思います。
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