(著者:斎藤直美)
★読書前のaffirmation!
[目的] 20代男子を戦力化する!
[質問] 戦力化するためにどうすればよいか。
(※記述ルール ●引用/◎まとめ/⇒コメント)
⇒シダックス・グループで約8,000人の教育・研修を担当した斎藤さんによる20代を男子の扱い方について書かれています。
◎いまどきショア印を戦力化する4つのステップ
①彼らの信頼を得る
②ほめてやる気にさせる
③しかって伸ばす
④どんどん行動させる
●彼らの信頼を得るためには「1日3分」でかまいません。短くてもいいですから彼らと話す時間をもってください。(P.20)
⇒ついつい忙しさにかまけてしまって、、、気をつけます。
●なかなかなつかない、心を開かないのは、あなたが心を開いていないからです。彼らになついてほしい、心を開いてほしいと思うなら、まずはあなた自身が、心を開き、自分の内面や自分自身のことを話すのです。つまり、上司であるあなたから「自己開示」をして、自分をさらけ出すのです。・・・つまり、あなたの自己開示レベルに応じた自己開示が相手から返ってくるのです。(P.32)
⇒人を責める前に自分自身を見つめ直さないと・・・
●彼らを認める、ほめるポイントは、結果だけを認めるのではなく、プロセスの中で、小さく、たくさん認め、ほめることです。一つできたら、一つ褒める、また一つできたら、また一つ褒めるというように、たくさんの認める、褒める言葉をかけましょう。少し物足りないと感じる時もあるかもしれません。しかし、そこはぐっと我慢して、、彼らの小さな成長を認めてあげてください。(P.44-45)
●アドバイス3原則(P.76)
①アドバイスを指示にしない
②ほしいときに、欲しいアドバイスを
③アドバイスは提案型で
●しかるとは、「望ましい行動を促す動機づけ」です。・・・「しかる」ことは、「ほめる」と同じように、相手を認めていないとできない、相手の可能性を信じていないとできません。ですから、「ほめることはできるけど、しかれない」と思うのは、とても違和感のあることなのです。本当に相手のことを認め、信じているのなら、「ほめる」だけではなく、「しかる」こともできるはずなのです。(P.82)
●”恐れ・罪悪感・無関心さ”があると、うまくしかることはできません。なぜなら、その想いは隠しているつもりでも、あなたの表情、態度、言葉などの節々に現われ、相手に伝わってしまうからです。(P.85)
⇒うーん、確かにそんなふうに言われると、ドキッとします。そんなつもりはないですが、痛いところを突きますねぇx。
●実は彼らは「しかられたい」のです。一つは自己成長につながるからです。もう一つの理由は、本気で関わってくれる人の存在があるということです。(P.91)
⇒なるほど、そういった一面もあるんですね。
●あなたにとっては”常識・当然”であっても、教えてもいないのに、「できて当然!」と彼らに要求してはいけないのです。しかる前に、自分に質問してください。「これは、ちゃんと教えたことかな?」教えていないのであれば、そこで教えてあげれば解決します。しかる必要はないのです。(P.97)
⇒注意しないといけません。
●しかってみたものの、うまくいかないのは、しかる「準備」が不十分だからです。しかろうと思ったら、しっかりと準備を整えましょう。ここでは、しかる前の5つの準備について説明します。
①自分の感情を受け止めて感じる
②しかる目的、目標を決める → 「何のために話すのか?具体的に何を変えて欲しくて、どうなってほしいのか?」を具体化しておく
③しかるベストタイミングを決める
④イメージトレーニング → ”しかることで、彼らにプラスになる!うまくいく!”という、ポジティブなイメージをつくる
⑤コミットする
(P.101-107)
●しかり方の基本フロー
①事実ベースで話す
②感情を言葉で伝える
③望ましい行動を具体的に伝える
④メリット、影響を伝える
(P.108-112)
●しかったら、しかりっぱなしにしない、しかった後の4つのフォロー
①行動を観察する
②小さな変化をほめる
③必要なアドバイスを適切に与える
④はげます
(P.118-121)
●しかり上手は、100%答えを言いません。自ら学び取り、成長できる社員に育てるためには、自ら考え、答えを見つけるように、質問で彼らを導くのです。・・・あなたが言うのは、答えではなく、行動や改善策を気付かせる質問です。(P.144)
●反発されない「しかり」にする7つのルール
①自分ができない、できていないことをしからない
②無責任にしからない
③過去を蒸し返さない
④ブレない
⑤感情を出す
⑥気分でしからない
⑦厳しく、短く、あっさりと
(P.148-151)
●彼らは、自分の価値をつねに高めたいと思っています。ですから、自分の価値が下がってしまうことに敏感なのです。それを活かし、「いまの言葉遣いや態度では、キミの価値が下がるよ、もったい!」というような伝え方をするのです。「キミは優秀なんだから、もったいない!」「これから期待しているからこそ、こんなことで価値が下がってしまうのは、もったいない!」という具合に伝えると、価値を高めたい彼らは、意欲的に直していきます。(P.183)
⇒これはいいですね。どこかで読みましたが、人に言わせるようなところをうまく活用する方法ですね。
●指示を出した時に、プラス「考えさせる質問」をする。質問は「どのように(HOW)」や「何(WHAT)」を使うのがポイントです。・・・もっと深く考えさせ、アイデアを豊富に引き出す「ほかには?」という質問です。「ほかには?」と質問するだけで、考えが深まり、アイデアが出てきます。(P.191-193)
●人が成長するには、必ず知らなければならない情報があります。それは、”現在地と目的地”です。正確な位置情報とは、具体的に言うと、
・できていること
・できていないこと
の2つの知ることです。一番良いのは、この2つを彼ら自身が自ら気づくことです。(P.202)
●あなたが目指す面談のゴールは、「目標に向けての行動を促すこと」です。積極的に行動したいという気持ちにさせるには、面談終了後、彼らのやる気が高まっていないといけません。
「将来的には、チームをまとめる中心的な存在になってほしい」「営業戦力として期待している」と、少し未来を見据えた期待を伝えたほうがやる気になります。(P.204-205)
⇒改めて、気づかさせれることも多かったです。小さなフォローをコツコツと対応していくことの大切さを再認識しました。
こんにちは。
このような本が出ていたのですね!
読書好きなので、さっそく読んでみます。
ありがとうございます。
応援させていただきました!
タカさん、コメントありがとうございます!これからも有用な情報を発信していきたいと思いますので、またコメントをいただけるとありがたいです。よろしくお願いいたします。