苦しかったときの話をしようか



 

著者:森岡 毅 … 

元USJの森岡さんの仕事観に関する書。My Brandというマーケティング要素もあり、興味深く読めます。(Inobe.Shion)

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内容紹介

「何をしたいのかわからない」「今の会社にずっといていいのか」と悩むあなたに贈る必勝ノウハウ。
悩んだ分だけ、君はもっと高く飛べる!
USJ復活の立役者が教える「自分をマーケティングする方法」。
後半の怒涛の展開で激しい感動に巻き込む10年に1冊の傑作ビジネス書!

問題の本質は、君が世界のことをまだよく知らなことではなく、君が自分自身のことをよく知らないことだと気づけば、解決への扉が開くだろう。問題の本質は外ではなく、君の内側になるのだ。やりたいことが見つからないのは、自分の中に「軸」がないからだ。そして軸がないのは、君が就職のサイコロを振るこのタイミングまでに、自分自身を知るための努力を十分に行ってこなかったことに起因している。(p.24)
自分の中に基準となる「軸」がなければ、やりたいことが生まれるはずも、選べるはずもない。採点基準がないのに、自分の演技をどうしていきたいとか、目の前の演技の良し悪しを判断しろとか言われても、それは反応できないだろう。(p.24)
本質的に君が悩むべきなのは、具体的な就職先ではない。君が真っ先に悩んで、そして最後まで集中して考え抜くべきなのは、君のキャリアにとって重視すべき「軸」なのだ。それが明確であればあるほど、どの職能を磨きたいのか、どの業界や企業を回るか、それらも自動的に定まってくるだろう。(p.27)
会社に依存するのではなく、自分自身のスキル(職能)に依存するキャリアの作り方を、君には強く勧めたい。文字通り就「職」活動であって就「社」活動ではない。個人にとって、会社は職能を身につけるための手段だ。自分の宝物をよく見つめて、自分がプロとして身につける職能をまずは見極めないといけない。会社よりも職能がはるかに大事な理由は2つある。(p.36)
一つ目は、君がいくら会社に惚れ込んで結婚したくても、会社はどうしても君とは結婚できないからだ。二つ目は、スキル(職能)こそが、相対的に最も維持可能な個人財産だからだ。(pp.36-37)

年収の決まり方(pp.67-70)
①その人の「職能の価値」
②所属する「業界の構造」
③「成功度合いによる違い」

君がどの職能を念頭にどの業界のどの会社に就職するかを選んだ時点で、将来における君の年収はほぼ自動的に決まっていることになる。(p.70)
すべては、自分が成功する確率を高めるために、年収の期待値が分かった上で、敢えて情熱を傾けられる好きな道に進むことだ。そこでの成功を足掛かりにして、職能や業界の構造を飛び越えてステップアップする。成功を積み重ねれば、キャリアのステップアップがどんどん可能になり、お金は後からついてくる。成功→お金なのであって、その逆では決してないことを忘れてはならない。(p.72)
自分の目的に合致するかどうかが最重要なのであって、目的に合わない就職や転職ならば、どれだけ業績が良い企業に入っても意味がない。自分のキャリアの目的を明瞭にしない限り、企業分析のポイントも、出てきた情報を判断する際にも、すべてピンボケになるので注意してほしい。(p.103)
「My Brand」を一度しっかりと設計して定義しておく。それをやっておけば、その後が非常に楽になる。面接だろうが、プレゼンだろうが、日頃の行いもすべて、このMY Brandのシンプルな設計図通りに自分が認識されるよう、一貫した行動を心がけるだけでよいのだ。(p.163)
自分の設計したMy Brandに沿った行動を心がけることで、自分自身がMy Brandの示す方向へどんどん成長してくるのも実感するようになるだろう。脳が絶えず意識している方向へ、どうしても行動が伴ってくるという人間の習性を利用するのだ。現実の自分とベクトルがずれた別人格ブランドを設計していれば話は別だが、少しずつ近づいていくのが自然の摂理だ。(pp.163-164)

My Brandを設計する4つのポイント
●Valuable:価値は十分強いか?
●Believable:信じられるか?
●Distinctive:際立っているか?
●Congruent:自分の本質と一致しているか?

最後の第5章、第6章は、タイトルにあるような「苦しかったときの話」になります。ここは読みごたえがあります。

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