たった5つでモチベがあがる技術


たった5つでモチベがあがる技術

たった5つでモチベがあがる技術
著者:野本 明日香

内容紹介
仕事を楽しむためのスイッチを入れよう!

人は時に働く目的を見失ったり、やりがいを見出せなくなったりします。こうした「モチベーションが上がらない」状況は自然に起こるもので、悪いことと考える必要はありません。重要なのはコントロールする術を持っておくことです。

モチベーションには「変わる」という性質があります。裏を返せば「変えられる」のです。適切なときにモチベーションを適切に高められれば、自分も充実し、組織も成果が上がり、豊かな社会の実現につながってゆきます。

特に、組織の長などリーダーシップを発揮したい人にとって、「人が何で動くのか」すなわち「人のモチベーション」を知っているというのは必須条件でしょう。自分のモチベーションだけでなく、周囲の人のモチベーションを高められれば、その効果は計りしれません。

本書は、第1章で、ぶれないモチベーションを生み出すための5つの要素を解説します。第2章では、日常の仕事のシーンで活用するイメージが湧くように、Q&A形式でモチベーションを育てるヒントを綴っています。

★読書前のaffirmation!
[きっかけ・経緯] モチベーションのコントロール方法を理解したい。
[目的・質問] たった5つ・・・って何?
[分類] 336.4:人事管理.労務管理.人間関係.ビジネスマナー

 

モチベーションには「変わる」という性質があります。裏を返せば「変えられる」ということです。適切なときにモチベーションを適切に高めることができれば、自分も充実し、組織も成果が上がり、豊かな社会の実現につながってゆきます。そして、私たちがプロとして仕事をしていくためには、ぜひ身につけたいスキルでもあります。(p.3)

適切なときにモチベーションを高められれば、これほどよいことはないですね。是非、そのエッセンスを学びたいと思います。

 

私たちのモチベーションに影響を与えているものは多くありますが、大きく4つの枠組みで捉えられます。(pp.7-9)

  1. 組織から影響を受けるもの
  2. 自分を取り巻く人たち
  3. 本人のモチベーションコントロール力
  4. 顧客や社会(感謝、期待、変化など)

確かにこれらに影響を与えられています・・・。

モチベーションは、「接近モチベーション」と「回避モチベーション」の2種類に分けられます。接近モチベーションは、行動した先にある魅力的な何かに向かう動機づけ。・・・回避モチベーションは、行動しなかったときの痛みを避ける動機付けです。・・・実は、この二つのモチベーションでは、生み出す感情が異なります。(p.13)

接近モチベーション:「快」への接近→自律性や創造性などの能力を発揮する
回避モチベーション:「不快」の回避→回避しないものがなくなったら、すぐにモチベーションが下がる

モチベーションをマネジメントするために、自分でコントロールしにくいものと、しやすいものがあるとのこと。コントロールしにくいものとは、外面から与えられるモチベーション、「組織から与えられる者」と「上司や同僚などの周囲からの影響」の二つに分けています。

そして、自分でモチベーションをコントロールするために必要な要素として次の5つを挙げています。(pp.17-19)

  1. 身体の状態:生理的、物理的な身体の状態
  2. アウトカム:目標、ゴール、目的、手に入れたいもの、なりたい姿
  3. ミッション(指名):望ましい状態、果たすべき役割、存在価値
  4. 柔軟性:どのような状況においても敵意王できる柔軟性
  5. 刺激:自身を活性化させるための刺激、変化
人は、意識的であれ無意識的であれ、アウトカムに向かって生きていると言われています。アウトカムが明確になると、モチベーションが上がります。自身のモチベーションを保つ、あるいは高めるためには、自分は「本当は」どうしたいのか、求めているものや状態は何なのかを常に意識することが重要です。アウトカムによって明るい未来がイメージできると、そのイメージが私たちをそこへ導いてくれるのです。(p.29)

アウトカムの言葉に仕方としては、次の3つが書かれています。(p.30)

  1. 肯定的な表現であること
  2. 何度が適切であること
  3. 自分を主語にして、語れること

 

人は仕事となると、会社など外から求められることを「正」として行動してしまいがちです。しかし、モチベーションの観点からは、「自分はどうしたいのか」「本当はどうなったら理想だと思うのか」を明らかにすることが重要です。それには、自分自身のアウトカムを知ることから始めます。これが「主体的に生きる」ことにつながります。こうしたことを常に意識しておくと、人生において成し遂げられることの総量も格段に大きくなるでしょう。(pp.32-33)

私もそうでした。思考停止で「正」としてしまいますね。お金をもらう限りは求められることをしなければならないということを当然のように思ってしまいます。でもそれではダメで自分自身のアウトカムを知ることが重要だと述べています。

 

アウトカムを実現する意味や、実現したその先に何があるのかを押さえておくことも重要です。ある資格を取ることをアウトカムとして設定しても、それがどんな意味があるのか、取った結果どうなるのかイメージできないと、モチベーションも上がりにくいでしょう。これらな未来志向の問いです。日々の生活の中でどのような「問い」を立てるかによって、人生の質までも変わってきます。自身や周囲のモチベーションが上がる問いを たくさん持っておきましょう。アウトカムは一度描いて終わりでなく、描き続けることが重要です。アウトカムが一度手に入ったら、さらに別のアウトカムを描き、深化し続けたいものです。(p.34)
「アウトカム」は自分が実現したこと(What)を指すのに対し、ミッションは自分がどうありたいか、何者でありたいのか(Who)を指します。・・・少し大きい問いですが、「あなたは仕事を通じてkどのような変化を人々や社会にもたらしたいですか?「その実現に向けた、あなたならではの貢献は何でしょうか?」といったものが、自分のミッションんを探求する問いとなります。これがあなたのモチベーションの核となり、何のために、誰のためにこの仕事をするのか、といった「やりがい」につながるものです。そして、それが自身の存在価値にも繋がります。自分自身が何者であり、何を実現したかが定まると、行動に迷いがなくなります。心の底からこれだと思えるものを言語化するとよいでしょう。・・・ミッションは人から与えられるものではなく、自分の心の中から出てくるものです。それが見つかった時、「ストンと落ちた」と表現する人もいます。おそらくシンプルな言葉になるでしょう。まず、自分の人生を賭して果たしたい役割を当たるのです。そして、組織から求められる役割についても考えていきます。(pp.36-37)
私たちの命には限りがあります。使命は命を使う、と書きます。あなたは人生において、自分の命を何に使いますか?(p.38)

確かに「使命」って「命を使う」ですね。それほど価値があるものか・・・そうでなければ、価値があるように思考を展開しないといけないということですね。いずれにしても随時、その「使命」を身のそばに置いておいて、取り出せるように覚えておくべきものでしょう。

 

 

「柔軟性」を身につけるための「リフレーミング」について、モノの見方を変える方法をいくつか紹介しましょう。

  1. 自分以外の誰かの目線に立って、物事を見る方法
  2. 目線の高さを変える方法
  3. 時間軸を変えてみる

このように、現状を様々なフレームで見ることは、大局を見て物事の本質を捉えるのに大変役立ちます。リフレーミングは筋トレのようなものですので、日常で色々なフレームを使いこなし、柔軟性を高めていきましょう。(p.50)

世の中には、なにかを「仕掛ける人」と「仕掛けられる人」の2種類しかいません。変化にただ適応するのか、それとも適応しながら自らも変化を仕掛けるのかは、自分で選択することができます。世の中には、私たちに刺激を与えてくれる材料は無限に存在します。今まで触れたことのない新しい何かに触れてみたり、挑戦してみるのはいかがでしょうか。(p.58)

「プロアクティブに行こう!」ってことでしょう。つまり自分から、前掛かりになって物事に当たっていくべしということでしょう。

以上が、モチベーションを高めるためのコツで新たな気づきや再確認のポイントをピックアップしました。以下は、Q&A形式で筆者がいろいろと答えていくなかでの、気づきポイントです。

集中力が持続できる時間も、モチベーションに影響を与えます。多くの場合、集中力が持続するのは45分、最大でも120分と言われています。脳が疲れてくればモチベーションは下がります。そのため、集中できる単位で仕事を区切って適宜休憩を入れるのが、モチベーションを一日中高く保ち続ける秘訣です。・・・ここではモチベーションの波を利用して時間を有効に使う方法を紹介しましたが、「今日一日、この一時間、自分は意味のある有意義な時間の使い方をしているだろうか?」と問いかけながら、「自分の人生に悔いはない」といつでも言い切れるようにしたいですね。(pp.67-68)

これは究極ですね。こう言い切れるように懸命に生きたいものです。

 

ぜひ意識してほしいのは、自分自身の成長感です。日々のルーチンを回すことが仕事になっていると感じているのなら、少しストレッチして自分にハードルの高い仕事を課してみるのもよいかもしれません。同じところをグルグル回るのではなく、らせん階段のように、そのサイクルを上昇させる。日々の仕事でもっと成長していくにはどうしたらいいか考えてみる、ということです。(p.76)

ルーチンであっても日々の成長に結びつける。その気持ちを持っているかいないかで、物事への取り組み方は大きく変わってくるでしょう。

 

キャリア目標の立て方には、いくつかのポイントがあります。(pp.78-80)

  1. 立てた目標をどのくらい実現したいかと意識すること
  2. 目標を達成したその先に何があるのか、その先どうするのかを明らかにしておくこと
  3. 目標に向けた具体的な行動を、適度な難しさがあるものの実現可能なものにすること
  4. 長期的な目標に向けた行動を日々のスケジュールに組み込む
難しい課題に対して逃げ腰になってしまう場合に、やる気を引き出すポイントを二つ紹介します。一つ目は、「成功五分の法則」。タスクを実行するときに一番モチベーションが上がりやすいのは、成功するかしないか五分五分くらいの確率のときです。・・・仕事を任せるとき、本人が五分五分と感じられるような難易度に設定する必要があります。二つめは、自分で選択させることです。人は、自分自身で判断したことを実行しているときにモチベーションが上がります。(p.91)

 

モチベーションが上がる仕事の任され方は、人によって異なります。人は、物事を捉える大きさによって二つの型があります。それは、物事を大きなところから捉える「大枠型」と、詳細な内容からきっちりと押さえたい「詳細型」です。大枠型の人は、物事の概観を大きく捉えてから、詳細に入りたがります。ただ、詳細な手順やリスクが抜け漏れてしまうことがあります。詳細型は、細かな実行方法や必要なことを明確にし、その積み重ねで全体像をつかみます。しかし、各論から入るため、目的や全体観における物事の位置づけをなおざりにすることがあります。型が異なる人同士は、話がかみ合わないことがあります。(pp.142-143)
思ってもみない辞令には、戸惑うものです。こうした状況には、米スタンフォード大学のクランボルツ教授らが提唱した「計画された偶発性理論」(Planned Happenstance Theory)という理論が参考になります。・・・クランボルツ教授は、偶然をキャリアに生かすために、次の5つの態度が重要だとしています。

  1. 好奇心:興味を持ち、学びの機会を模索する
  2. 持続性:失敗に屈することなく、努力し続ける
  3. 楽観性:新しい機会が「必ず訪れる」と捉える
  4. 柔軟性:信念、概念、態度、行動を変える
  5. リスクテイキング:結果が不確実でも行動を起こす

変化の激しい昨今では特に4.柔軟性がキーワードになります。自分の軸は持ちつつも、いかにしなやかに自分自身を変化させ、環境に適応し、納得のいくキャリアを実現していくか。それがこれからの時代、キャリア形成の面白さであり、醍醐味であるでしょう。(pp.171-172)

人を褒める場合、褒める対象には主に5つのカテゴリーがあります。(pp.179-180)

  1. 外見・環境:文字通り見た目でうs。服装や持ち物、笑顔など
  2. 行動:その人の具体的な行動
  3. 能力:その人の能力やスキル
  4. 価値観・姿勢:その人が大切にしている価値観、姿勢、人となり
  5. 存在:その人の存在そのもの

 

 

 

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