年 |
名前 |
国籍(出身国) |
受賞理由 |
1969年 |
ラグナル・フリッシュ |
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経済過程の分析に対する動学的モデルの発展と応用[87] |
ヤン・ティンバーゲン |
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1970年 |
ポール・サミュエルソン |
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静学的および動学的経済理論の発展に対する業績と、経済学における分析水準の向上に対する積極的貢献[88] |
1971年 |
サイモン・クズネッツ |
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経済および社会の成長に関する構造および過程を深く洞察するための経済成長に関する理論を実証的手法を用いて構築した功績[89] |
1972年 |
ジョン・ヒックス |
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一般的経済均衡理論および厚生理論に対する先駆的貢献[90] |
ケネス・アロー |
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1973年 |
ワシリー・レオンチェフ |
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投入産出分析の発展と、重要な経済問題に対する投入産出分析の応用[91] |
1974年 |
グンナー・ミュルダール |
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貨幣理論および経済変動理論に関する先駆的業績と、経済現象・社会現象・組織現象の相互依存関係に関する鋭い分析[92] |
フリードリヒ・ハイエク |
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1975年 |
レオニート・カントロヴィチ |
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資源の最適配分に関する理論への貢献[93] |
チャリング・クープマンス |
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1976年 |
ミルトン・フリードマン |
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消費分析・金融史・金融理論の分野における業績と、安定化政策の複雑性の実証[94] |
1977年 |
ベルティル・オリーン |
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国際貿易に関する理論および資本移動に関する理論を開拓した業績[95] |
ジェイムズ・ミード |
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1978年 |
ハーバート・サイモン |
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経済組織内部での意思決定プロセスにおける先駆的な研究[96] |
1979年 |
セオドア・シュルツ |
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発展途上国問題の考察を通じた経済発展に関する先駆的研究[97] |
アーサー・ルイス |
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1980年 |
ローレンス・クライン |
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景気変動・経済政策を分析する上での経済的なモデル・手法の開発[98] |
1981年 |
ジェームズ・トービン |
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金融市場とその支出決定・雇用・生産物・価格との関連性の分析[99] |
1982年 |
ジョージ・スティグラー |
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産業構造や市場の役割・規制の原因と影響についての独創的な研究[100] |
1983年 |
ジェラール・ドブルー |
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一般均衡理論の徹底的な改良と経済理論に新たな分析手法を組み込んだこと[101] |
1984年 |
リチャード・ストーン |
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国民勘定のシステムの発展に対する基本的な貢献と実証的な経済分析の基礎の多大な改良[102] |
1985年 |
フランコ・モディリアーニ |
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貯蓄と金融市場の先駆的な分析[103] |
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1986年 |
ジェームズ・M・ブキャナン |
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公共選択の理論に於ける契約・憲法面での基礎を築いたこと[104] |
1987年 |
ロバート・ソロー |
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経済成長理論への貢献[105] |
1988年 |
モーリス・アレ |
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市場と資源の効率的な利用に関する理論の先駆的な貢献[106] |
1989年 |
トリグヴェ・ホーヴェルモ |
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計量経済学の確率基礎理論の解明と同時発生的経済構造の分析[107] |
1990年 |
ハリー・マーコウィッツ |
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資産形成の安全性を高めるための一般理論形成[108] |
マートン・ミラー |
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ウィリアム・シャープ |
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1991年 |
ロナルド・コース |
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制度上の構造と経済機能に於ける取引コストと財産権の発見と明確化[109] |
1992年 |
ゲーリー・ベッカー |
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非市場に於ける行動を含めた広範にわたる人間の行動と相互作用へのミクロ経済学分析の応用[110] |
1993年 |
ロバート・フォーゲル |
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経済理論と計量的手法によって経済史の研究を一新したこと[111] |
ダグラス・ノース |
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1994年 |
ラインハルト・ゼルテン |
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非協力ゲームの均衡の分析に関する理論の開拓[112] |
ジョン・ナッシュ |
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ジョン・ハーサニ |
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1995年 |
ロバート・ルーカス |
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合理的期待仮説の理論を発展、応用し、1970年代以降の財政・金融政策などマクロ経済理論に大きな影響を与えた事[113] |
1996年 |
ジェームズ・マーリーズ |
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「情報の非対称性のもとでの経済的誘因の理論」に対する貢献[114] |
ウィリアム・ヴィックリー |
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1997年 |
ロバート・マートン |
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「金融派生商品(デリバティブ)価格決定の新手法(a new method to determine the value of derivatives)」に対して。オプション評価モデルであるブラック-ショールズ方程式の開発と理論的証明[115] |
マイロン・ショールズ |
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1998年 |
アマルティア・セン |
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所得分配の不平等にかかわる理論や、貧困と飢餓に関する研究についての貢献[116] |
1999年 |
ロバート・マンデル |
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さまざまな通貨体制における金融・財政政策(「マンデル・フレミング・モデル」)と、「最適通貨圏」についての分析[117] |
2000年 |
ジェームズ・ヘックマン |
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ミクロ計量経済学において、個人と家計の消費行動を統計的に分析する理論と手法の構築[118] |
ダニエル・マクファデン |
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2001年 |
ジョージ・アカロフ |
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情報の非対称性を伴った市場分析[119] |
マイケル・スペンス |
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ジョセフ・E・スティグリッツ |
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2002年 |
ダニエル・カーネマン |
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行動経済学と実験経済学という新研究分野の開拓への貢献[120] |
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バーノン・スミス |
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2003年 |
ロバート・エングル |
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時系列分析手法の確立[121] |
クライヴ・グレンジャー |
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2004年 |
フィン・キドランド |
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動学的マクロ経済学への貢献 |
エドワード・プレスコット |
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:経済政策における動学的不整合性の指摘と、リアルビジネスサイクル理論の開拓[122] |
2005年 |
ロバート・オーマン |
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ゲーム理論の分析を通じて対立と協力の理解を深めた功績[123] |
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トーマス・シェリング |
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2006年 |
エドムンド・フェルプス |
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マクロ経済政策における異時点間のトレードオフに関する分析[124] |
2007年 |
レオニード・ハーヴィッツ |
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メカニズムデザインの理論の基礎を確立した功績[125] |
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エリック・マスキン |
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ロジャー・マイヤーソン |
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2008年 |
ポール・クルーグマン |
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貿易のパターンと経済活動の立地に関する分析の功績[126] |
2009年 |
エリノア・オストロム |
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経済的なガヴァナンスに関する分析[127] |
オリヴァー・ウィリアムソン |
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2010年 |
ピーター・ダイアモンド |
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労働経済におけるサーチ理論に関する功績[128] |
デール・モーテンセン |
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クリストファー・ピサリデス |
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2011年 |
トーマス・サージェント |
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マクロ経済の原因と結果をめぐる実証的な研究に関する功績[129] |
クリストファー・シムズ |
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2012年 |
アルヴィン・ロス |
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安定配分理論と市場設計の実践に関する功績[130] |
ロイド・シャープレー |
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2013年 |
ユージン・ファーマ |
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資産価格の実証分析に関する功績[131] |
ラース・ハンセン |
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ロバート・シラー |
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2014年 |
ジャン・ティロール |
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市場の力と規制の分析に関する功績[132] |