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AIを使って考えるための全技術 「最高の発想」を一瞬で生み出す56の技法

著者:石井 力重 (著)

AIを、仕事の効率化や自動化に使うだけではもったいない。
頭のいい人は、AIを使って「自分の能力以上の答え」を手にしています。「革新的なアイデアを出したい」
→ 技法10 異質の取り入れ
「10年後も通用するアイデアがほしい」
→ 技法15 未来の変化因子
「ひと言のアイデアを膨らませたい」
→ 技法24 アイデアスケッチ
「自分の思考の弱点が知りたい」
→ 技法31 ダメ出しの模擬
「ビジネスアイデアの売上を予測したい」
→ 技法34 売上の計画
「前例のない課題を解決したい」
→ 技法43 他領域事例の探索
「難易度の高い悩みを解決したい」
→ 技法46 悩みの抽象化
「ユーザーの本当の悩みを知りたい」
→ 技法47 主な困りごと

…などなど。本書ではAIを使って考えるための56の技法を紹介。
仕事も、日常も。
あらゆる課題を一瞬で解決できる「すごい発想」が見つかります!!

■目次
序章 「AIを使って考える」とは? –チュートリアル

1部 すぐにアイデアがほしいとき
第1章 「AI特有の力」で考える
第2章 「自由な発想」で考える
第3章 「ロジカルな発想」で考える

2部 アイデアを磨きたいとき
第4章 考えを「発展」させる
第5章 考えを「具体的」にする
第6章 考えを「検証」する

3部 アイデアを実現したいとき
第7章 アイデアの「伝え方」を考える
第8章 アイデアの「実行策」を考える

4部 考えるヒントがほしいとき
第9章 「課題」を分析してヒントを得る
第10章 「悩み」を分析してヒントを得る
第11章 「人」を分析してヒントを得る
第12章 「未来」を予測してヒントを得る

最終章 「技法」を使いこなす –ケーススタディ

 

タイトルにもあるのですが、聞きたいことに応じて、プロンプトが56の技法にまとめられています。

切り口としては、目次の通りで以下の4つの切り口です。

  1. すぐにアイデアがほしいとき
  2. アイデアを磨きたいとき
  3. アイデアを実現したいとき
  4. 考えるヒントがほしいとき

それぞれの切り口に対して、さらに詳しくいくつかのプロンプトのひな型が提供されています。

下記のような観点も加味され、ブラッシュアップされたひな型になっています。これは普通にプロンプトを作るときの注意したい観点です。

●AIと対話するときの「5つの注意点」
  1. はっきりと具体的に書く
  2. 全体像を伝えつつ、聞く
  3. いっぺんに聞かずに、一つずつ聞く
  4. AIのハルシネーションに注意する
  5. 自社の「守秘義務ルール」を遵守する

56の技法があるのですが、それぞれについて、実際にプロンプトを投げてみて、その回答例が掲載され、そこから例えばアイデアならどう広げていくかということが実践的に書かれています。この実践的なところに、「AIを使っている」と「AIを使いこなしている」の差を見ることができます。

また、「おわりに」では、人間にしか発想できない「2つのこと」として、「オフラインでしか語られないことを大事にして考える」「『不道徳な考え』や『不適切な視点』をあえて素材とする」が挙げられています。こういった「AIでは考え出せないこと」がある事実は、「人が頭を使って考える行為はどこまでいってもなくならないこと」を意味しますと書かれています。

さらに付け加えるとすると意外とロングテールなことを拾ってくれないんです。そのロングテール部分の知識ってネット上でもあまり載ってないんですよね。そういった意味でもLLMのモデルが作成される原理も分かってないといけませんし、ネットに書かれていないドメイン知識は人間ならではになってくると思います。

さて、私自身はChatGPTがメインツールなのですが、ChatGPTに「私はあなたをどれくらい使いこなしていますか?100点満点でスコア化してください」と取ったところ、95点と出たので使いこなせているとは思います。

ただ「こういうことも聞くとこんな風に返ってくる」ということを網羅的にカバーすることで、さらに私の利用度・活用度も上がってくると思います。

そういう意味では、初心者は56の技法はもちろん、活用法もよく知れると思いますし、中上級者はさらに活用の幅を広げるリファレンスになると思います。

ぜひ手に取ってみてください。
また、読者用にWEBでのプロンプト生成ツールも用意されているのでそれも利用してみるといいと思います。

 

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