著者:ティム・ハーフォード
「風が吹けば桶屋が儲かる」というのが因果なのか、相関なのか・・・というような話がありますが、まさにそういった分析。超有名な発明な裏側から、はたまた地味ではありますが実は大きな影響を与えていたのではという発明まで、因果を解き明かしてくれる力作。非常におもしろいです。(Inobe.Shion) |
内容紹介
◆避妊用ピルと法学部の女子学生の間の意外な関係性 新しいアイデアの誕生は、私たちの生活に予期せぬ影響をおよぼします。 内容(「BOOK」データベースより) 新しいアイデアは、常に勝ち組と負け組を作り出してきました。イノベーションのプラスの効果を最大限にしつつ、マイナスの効果を最小限にとどめるには、どうすればいいのか?蓄音機、有刺鉄線、パスポート、育児用粉ミルク、ビデオゲーム、空調、デパート、輸送用コンテナ、楔形文字、ディーゼルエンジン、カミソリと替え刃、モバイル送金、紙、電球…といった「50の発明」の物語から、イノベーションとの向き合い方を問います。 |
直接的な影響・・・特にプラスの影響についてはいろいろな書物や記事で取り上げられていますが、この本は違います。
間接的に及ぼされた影響・・・・、そしてマイナスの影響についても分析されていて、そういう視界を広げてくれます。
それと複式簿記のところで、ルカ・パチョーリ
著者のティム・ハーフォードさんは、これまでの何冊か邦訳本も出ているようです。興味深いので読んでみたいと思います。
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またTEDでもプレゼンされているようです。
講演の模様はこちらから。