著者:デール・ブレデセン …
TV『世界一受けたい授業』を見てすぐに購入したのですが、積読状態だったのですが、実家にこれを持っていきたくて何とか年内に読みました。実践したいです。(Inobe.Shion) |
内容紹介
★★大反響だった話題書が、11/3(土・祝)またまたテレビ放映!! ★★日テレ『世界一受けたい授業』(5月5日オンエアー)にて紹介! さようなら、アルツハイマー。 ☆全米大絶賛、話題のベストセラーが遂に日本上陸! ! アルツハイマー型認知症医療の革命的な新理論を確立。 ★認知症医療のパラダイム・シフト「リコード」法~3つのタイプ別に有効な治療法を解説~ 深刻な高齢化が問題となっている日本で、今もっとも必要とされる一冊です。 本書の内容 さようなら、アルツハイマー。 ☆全米大絶賛、話題のベストセラーが遂に日本上陸! ! アルツハイマー型認知症医療の革命的な新理論を確立。 ★認知症医療のパラダイム・シフト「リコード」法~3つのタイプ別に有効な治療法を解説~ 深刻な高齢化が問題となっている日本で、今もっとも必要とされる一冊です。 本書の内容 認知症から奇跡の回復! その気分は?/神の遺伝子とアルツハイマー病の3タイプ/認知機能検査ーまずは状況を知ろう/ |
プレデセン医師らの研究から、脳は、①炎症、②栄養不足、③毒素という3つの脅威にさらされると、それらに対する「防御反応」の一環としてアミロイドβを集積させて、脳自体を守っていることが明らかになったのだ。アミロイドβは単なる悪者ではなかったのである。・・・また、3つの原因に対応して、病態も3つのサブタイプ(①1型アルツハイマー病(炎症性)、②2型アルツハイマー病(萎縮性)、③3型アルツハイマー病(毒性)、さらに1型と2型がオーバーラップした1.5型アルツハイマー病(糖毒性)も加わる)に分かれることが判明した。つまり、患者さん一人ひとりに治療を最適化しない限りは、アルツハイマー病は治しようがないということも、3つの脅威(原因)発見と同時に、明らかになったのである。(pp.3-4) |
ApoE4(アポイーフォー)は、最も強力なアルツハイマー病の遺伝的危険因子として知られ、その保有者は、やがて自分に訪れると聞かされてきた悲惨な末路と、健やかで喜びに満ちた未来の分岐点に立っている。APoE4を一つ保有している(つまり、片方の親から受け継いだ)場合は、アルツハイマー病にかかる生涯リスクは30%に上昇し、二つ保有していれば(つまり、両方の親から複製した遺伝子を受け継いだ人では)、優に50%以上になる。そしてApoE4を持つ大部分の人は、DNAに潜むこの時限爆弾について何も知らない。通常は、アルツハイマー病が発病して遺伝子検査を受け、初めて知ることになる。(pp.32-33) |
認知機能の低下(COgnitive DEcline )の回復(Reversal)にちなんでReCODE(リコード法)と名付けた、このプロトコル(治療法)によって、アルツハイマー病とその前段階の患者の認知機能が回復しただけでなく、改善が維持されたのだ。誰もが不可能だと思っていたことだった。(pp.36-37) |
アルツハイマー病にならないための食生活:
ケトフレックス12/3
1.ケト:体が脂肪を燃焼する軽いケトーシス状態に!
2.フレックス:緩やかな菜食主義を目指す
3.12/3:朝ごはんまで12時間空ける、夜ご飯は終身3時間前まで
ケトーシスを促進するためには、①低炭水化物食(糖類、パン、ジャガイモ、白米、ソフトドリンク、アルコール、キャンディ、ケーキ、加工食品などの単純炭水化物食品の摂取を最小限にする)、②適度な運動(早歩きやもっと激しい運動を1週間に150分以上)、③少なくとも12時間の絶食(その日の最後の食事と、次の日の朝の最初の食事まで少なくとも12時間空けること。)の3つを組み合わせる必要がある。(p.265) |
MCTオイルなどの脂肪やオリーブオイル、アボカド、ナッツなどの不飽和脂肪を摂っても経度のケトーシスが促進される。(p.265) |
12~16時間の絶食のもう一つの大きな効果は、(脳細胞も含めた)細胞を構成する成分をリサイクルし、ダメージを受けたタンパク質やミトコンドリアを破壊する、自食作用を促すことである。これが細胞の再生にとても良い。また絶食は、ブドウ糖を貯蔵し肝臓に蓄積していたグリコーゲンを激減させる。これにより、ケトーシスを導く役に立つ。最後に、絶食はケトーシスを促進する。絶食後は、解毒水としてレモン水(氷なし)から飲み始めると良い。(p.268) |
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いろいろとありますが、このあたりを気にする・・・いえ、しっかり守っていくことで、予防効果があるはずです。
私も・・・・頑張ります。