著者:樺沢紫苑 …
これまでにもかなりこういった類の本は読んでますので、知ってることも多かったですが、さすがに忘れていることや実践できていないこともあり、気づきが得られます。(Inobe.Shion) |
内容紹介
説明・アイデア・雑談・交渉など…… 日本一情報を発信する精神科医が贈る、 「メルマガ、毎日発行13年」「Facebook、毎日更新8年」 <CHAPTER1 アウトプットの基本法則【RULES】> <CHAPTER2 科学に裏付けられた、伝わる話し方【TALK】> <CHAPTER3 能力を最大限に引き出す書き方【WRITE】> <CHAPTER4 圧倒的に結果を出す人の行動力【DO】> <CHAPTER5 アウトプット力を高める7つのトレーニング法【TRAINING】> 出版社からのコメント 実は、たくさん本を読んだり、セミナーを受講したりして「インプット」しても、 本書では、「日本一アウトプットをしている精神科医」である著者が、 |
【アウトプットの基本法則】(pp.24-31)
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インプット:アウトプット=3:7になるくらいアウトプットを重視するのがよいようです。これはその人のインプットレベルにもよるでしょうけど、ある程度インプットが溜まってきたら、アウトプットシェアをあげることについては特に意識すべきでしょう。
●創造性の4B(p.141) ・Bathroom(風呂、トイレ) ・Bus(乗り物、移動中) ・Bed(寝室) ・Bar(お酒を飲む場) |
3Bは意識していましたが、Barについては初めて聞きました。確かにリラックスできてアイデアは出てきますよね。
●デフォルトモード・ネットワーク(p.142) ワシントン大学の研究によると、デフォルトモード・ネットワークを稼働させてぼんやりしているときの脳内では、通常の脳の活動時の15倍ものエネルギーが消費されていることが明らかにされました。つまり、脳は活動しているときよりも、実は「ぼーっとしている状態」のほうが重要なのです。 |
デフォルトモード・ネットワークは、いうなれば「脳のスタンバイ状態」です。脳内で「自分のこれからをより良いものにしていくための準備」を整えているのです。
●ノートをとる(pp.150-153) ①1さつののーとにすべてをまとめる ②自分のこだわりのノートを持つ ③見開き2ページに収める ④レジュメにメモしない ⑤細かくノートをとりすぎない ⑥気づきを3つ書く ⑦ToDoを3つ書く |
②~③で、2週間に3回以上ノートを見て、記憶への定着に努めるよう書かれています。
ほかにも再確認させていただいたことが数点ありました。良いと思っていてもなかなか実践は難しいです。
私の知り合いで、こういったハゥツゥ本は役に立たないという人もいるのですが、たまに確認するのはすごくいいと思います。このエッセンスだけを吸い上げるつもりで読むと、なかなかそれは難しいと思いますが、別の書籍などで、その本質についても考えたり身に付けたことについて、確認するという意味では役に立つように思いました。