うーん、なんか不思議な著作でした。 |
内容紹介 出井伸之と社長レースを争ったこともある(?)、 NHK「プロジェクトX」にも登場した元ソニー役員が傘寿(80歳)を超えて、まだ働くのはなぜか── シルバー世代(後期高齢者)による画期的な「就活・終活・仕事」論 20代、30代よ、人生後半戦は楽しいよ! 「この本は、後半戦にチャレンジしていくことになる後輩たちへのエールのつもりだが、前半戦をいま戦っている人たちにも是非読んでいただきたい。マラソンは折り返し地点で終りではない。人生の勝負はゴールで決まる」 定年後やってはいけない十戒 「古稀」「還暦」どころか「傘寿」を超えて「米寿」「白寿」「百寿」まで働くために――誰も気付かなかった人生哲学の書── 序章「わがソニー時代」を振り返れば…… 第一章「下り線」の窓からの景色 第二章「還暦」&「古稀」からの人生再稼働 第三章「シルバー男」が「新入社員」として入社し試行錯誤の日々 第四章「傘寿」を超えて「米寿」「白寿」「百寿」まで働くために あとがきに代えて 内容(「BOOK」データベースより) |
非常に不思議な著作でした。
大賀の経営スタイルは、自分を忙しくしない。その点では、ドラッカーの見事な弟子である。ちなみに、ドラッカーは「忙しい人達が、やめても問題ないことを、いかに多くしているかは驚くほどである。なすべきことは、自分自身、自らの組織、他の組織に何ら貢献しない仕事に対しては、ノーと言うことである」と言っている。(p.18) |
井深は、「原点回帰」とか「創業の精神」という言葉を忌み嫌っていた。自分の書いた設立趣意書についても、「あんなものを大事にするようでは、ソニーの将来はない」と公言していたほどである。盛田は、「過去には何の価値もない、将来だけが価値がある。現在は将来のためにのみ使うべきだ」と言っている。(p.32) |
アマゾンでの評価も高いようなのですが、いまいちピンときませんでした。これはこの年齢にならないとよくわからないのかもしれませんね。