心。

心。

著者:稲盛和夫 … 

「人生で起こってくるあらゆる出来事は、自らの心が引き寄せたものです」という表紙のそでに書かれている言葉・・・これに尽きる、これがすべてだと思います。(Inobe.Shion)

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内容紹介

ミリオンセラー『生き方』待望の続編が、15年の時を経て刊行!
すべては〝心〟に始まり、〝心〟に終わる。

京セラとKDDIという2つの世界的大企業を立ち上げ、JAL(日本航空)を〝奇跡の再生〟へと導いた、当代随一の経営者がたどりついた、究極の地平とは?

これまで歩んできた80余年の人生を振り返り、また半世紀を超える経営者としての経験を通じて、著者がいま伝えたいメッセージ――それは、「心がすべてを決めている」ということ。

人生で起こってくるあらゆる出来事は自らの心が引き寄せたものであり、すべては心が描いたものの反映である。それを著者は、この世を動かす絶対法則だという。

だから、どんな心で生きるか、心に何を抱くかが、人生を大きく変えていく。
それは人生に幸せをもたらす鍵であるとともに、物事を成功へと導く極意でもあるという。

つねに経営の第一線を歩きつづけた著者が、心のありようと、人としてのあるべき姿を語り尽くした決定版。
よりよい生き方を希求するすべての人たちに送る、「稲盛哲学」の到達点。

内容(「BOOK」データベースより)

すべては“心”に始まり、“心”に終わる。当代随一の経営者がたどりついた、究極の地平。ミリオンセラー『生き方』続編!

心に何を描くのか。どんな思いをもち、どんな姿勢で生きるのか。それこそが、人生を決める最も大切なファクターとなる。(p.13)
いかに生きるのかという問いは、すなわちいかなる心をもつかと同義であり、心に何を描くかが、どんな人生を歩むかを決定します。純粋で美しい心をもって生きる人には、それにふさわしい、豊かで素晴らしい人生が拓けてくるものです。(p.18)
なかでも人がもちうる、もっとも崇高で美しい心―それは、他社を思いやるやさしい心、ときに自らを犠牲にしても他のために尽くそうと願う心です。そんな心のありようを、仏教の言葉で「利他」といいます。(p.19)
―新しき計画の成就は、ただ不屈不撓の一心にあり。さらばひたむきにただ想え、気高く、強く、一筋に―
これはインドでヨガの修行をして悟りをひらき、日本でその思想と実践に基づく生き方を伝えた哲人・中村天風の言葉で、かつて成長を続けていた京セラにおいて掲げたスローガンでもあります。このなかでも大切なのは「気高く」という言葉です。美しく気高い心を根幹にもっているからこそ、ひたすらに強く揺るぎのない「思い」をもつことができる。何が何でも成し遂げるという強烈な思い、どんな苦境にも負けずに進もうという揺るぎない意志が、事を貫徹するためには必要です。そういう思いのもと、かかわる人たちが一丸となって最大限の努力をなしたときに事は成就する。そおの根幹となるのも、美しき利他のおもいなのです。何事をなそうとも、いかなる運命を歩もうとも、私たちが生きているかぎり、目指すものは、他に良かれかしと思い、他のためによきことをなす「善なる心」です。それは、「真善美」という言葉で言い表すことのできる、純粋で美しい心といってもよいでしょう。(p.25)
自分の思いや振る舞い、行いを省みることによって、利己とエゴに満ちた悪しき我をできるだけ抑え、利他と思いやりにあふれたよき我をできる限り発現させていく。そのことが魂を磨き、心を高めることにつながります。そしてそれによって人格が陶冶され、人生はさらにすばらしく、豊かなものになっていくのです。(p.30)

ここまでがプロローグに書かれているところですが、本質はここまでで述べられているように思います。さらに理解を深めるためにはそこから読み進めていく感じになる感じでしょう。

これまでに稲盛さんの著作を読まれたことがある方も、改めて稲盛さんの考え方を整理できることでしょう。

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