著者:山中 恵美子 …
これまで、速読にトライして今一つ手ごたえを得られなかった人としては、新しい糸口が見つかる本だと思います。これは読書好きの方が、読む冊数を増やし、1冊1冊の理解度を上げることにも寄与できると思います。是非、目を通してほしいです。(Inobe.Shion) |
内容紹介
【11刷、75,000部突破のベストセラー】 【従来の速読に挫折した人でも大丈夫! 】 【ただ早く読むだけではなく、身になる読書ができる! 】 【読書以外の力もアップする】 ********************* しかし、です。 「瞬読」を行うことで、1冊3分程度で読み終わって、 もう1つこだわったのが、誰でも実践できて、挫折しない方法だということ。 また、複雑であったり、テクニックが問われたりする方法でもありません。 |
私も速読は何度かトライしていましたが、その失敗事例をまずは掲げながら、それらの弱点を克服した方法・・・それが「瞬読」ということのようです。
目の運動、最初にその本を読む目的を決めるなど、それで爆発的に速読力が上げきれなかった私としてはかなりの期待です。
瞬読では、「音読」を”厳禁”としています。・・・瞬読のときに使う脳の部位と、音読のときに使う脳の部位は異なります。だから、それぞれ効用が違うのです。(pp.45-46) |
瞬読とは、”眼球の動き”に頼る速読とは、まったく次元が異なります。右脳を使うことで、潜在意識に働きかける。それが瞬読の真髄です。(p.46) |
瞬読をマスターすると、「本を速く読める」以外にどのような能力がアップするのか。 ①情報を受け止める力 ②反復練習を行う力 ③情報を処理する力 |
そして、これらが身につくと、「メールに返信する速度」が上がると。これによって、実感できるということです。この時間を削減することで別の作業時間に割り当てられるということです。まるで、RPAですね。
不思議に聞こえるかもしれませんが、ページごとに「読み込まない」という姿勢は大事です。「読み込まない」姿勢を身につけること。それが、1冊の本を3分で瞬読できるようになる近道です。(p.80) |
「読めていない」と思っていたページでもいざ書き出していみると内容を予想以上に正確に覚えていたり、大量にアプトプットしたりできるものとのことです。
右脳活性化訓練のようなイメージで取り組んでみるのがいいのかもしれません。
とはいえ、読む本の内容によって、読み方も変えていかないといけないのでしょう。一言一句きちんと論理展開を捉えなければ理解ができないものなど(哲学書)でも、瞬読後に精読をすれば理解力は格段に上がるような気がしました。
うまく活用したいと思いました。
しばらくは、メトロノームアプリで秒単位でページを無理やりめくりながら、右脳で捉えていく練習は必要ですが、やってみたいと思います。
メトロノームアプリ:
Smart Metronome
メトロノーム
メトロノーム+
などが紹介されていました。