著者:植西 聰 …
眠る前は、こちらで。起きてからは、『ずっとやりたかったことをやりなさい』で。これをやっていけば、良い人生を作っていく基礎となると思います。(Inobe.Shion) |
内容紹介
『平常心のコツ』(自由国民社)、『「折れない心」をつくるたった1つの習慣 』(青春出版社)など、多くのベストセラーを書いた著述家・植西聰が頑張る女性に向けて気持ちをラクに、毎日笑顔で過ごせるようになるためのコツを書いた新刊! 眠る前に目にする言葉はとても大事です。 【本書の内容】 著者について 著述家。学習院高等科、同大学卒業後、資生堂に在職。 |
これまで読んだ自己啓発本でも、スポットスポットで書かれていることはありましたが、「自分を好き」になるという切口で、寝る前にというタイミングに焦点を絞って書かれているのはなかったのではないでしょうか。”睡眠”というのはよくあったように思うのですが。
そういう意味でも、この切り口でまとめてくれているのは嬉しいですし、読み返すことで習慣化させていくべきことだと思いました。
眠る前に心の状態をポジティブにする習慣を持つことで、少しずつ人生までもが変わってくるのです。(帯) |
感謝の言葉「ありがとう」を毎日自分に言い続けることで、自分を好きになっていけるのです。(p.7) |
眠る前にする言葉は、とても大事です。・・・眠る前に心の状態をポジティブにする習慣をもつことで、少しずつ人生までもが変わってくるのです。(pp.9-10) |
これまでも人に対して「ありがとう」をいうことは心掛けていましたが、「すみません」というよりは「ありがとう」と。でも意外と自分に対して「ありがとう」は言ってませんでした。これは大きな発見です。もっともっとポジティブになっていきたいです。
残りの人生で、今日は一番若いのです。なりたい自分になるのに、年齢は関係ありません。何も迷うことなく、「今」から行動をはじめることです。(p.31) |
自分をすきになるために最もシンプルで、誰にでもできることは、自分で自分を喜ばせてあげることなのです。(p.41) |
心は正直です。日記を書いて、自分の気持ちを客観的に見てみると、自分らしく生きるためのヒントが得られるしょう。(p.45) |
毎日、自分に起こった良いことを探して、ノートに記録するという習慣をもつことで、自分に対する意識を変わってきます。(p.47) |
自分はこうありたいと思う姿をイメージして、そこに向かって少しでも進んでいけば、自己肯定感は育まれて、自分を好きになれるのです。(p.83) |
3つのDから始まる「でも」「だって」「どうせ」を生活の中から減らしていくことが大切です。(p.117) |
自分を嫌いになるくらいなら、目標を達成できなくても良いのです。緩い目標を立てて、それをクリアするたびに、自分をほめてあげましょう。「ほどほどにできれば良い」と考えるゆとりが大切なのです。(p.133) |
言霊という言葉もある通り、言葉には力があります。「明日はきっと良いことがある」と眠る前に口に出すことで、今日の疲れや悲しみは小さくなっていき、本当に楽しい明日を連れてきてくれるのです。そして、明日が来るのが楽しみになった頃には、自分のことをもっと好きになっていることでしょう。(p.141) |
大変優しい言葉で書かれており、ほっとします。ネガティブになりそうなときに読み返すと良いと思います。