タイトル:「大企業イノベーションの起こし方」
講師:
馬場 渉(パナソニック株式会社 執行役員・ビジネスイノベーション本部 本部長、パナソニック ノースアメリカ株式会社 副社長)
佐々木 紀彦(株式会社ニューズピックス 取締役CCO、NewsPicks Studios CEO)
日時:2019/4/25(木) 18:30~20:30
場所:大阪商工会議所 7階 国際会議ホール
「イノベーションの量産」、「タテパナをヨコパナに」など独特のスローガンをかかげ、パナソニックのビジネス改革を主導している馬場渉ビジネスイノベーション本部本部長。 2017年4月まで基幹系業務ソフトウエア世界最大手、独SAP本社や米シリコンバレー拠点の幹部を務め、米シリコンバレー流の開発手法にも精通する馬場氏から、「大企業イノベーションの起こし方」を伝授していただきます。(夕学事務局筆) |
馬場氏いわく、既存のビジネスモデルは賞味期限切れになっていると。そしてその賞味期限切れのビジネスモデルの上に新しいビジネスを乗せていっても限度があると。
そしてそこで何度も強く推奨していたのが下記の著作になります。
[amazonjs asin=”4492534083″ locale=”JP” title=”両利きの経営”]
馬場さんはこれさえ読めばよいと話されていました。
改めて考えさせられましたが、大企業は本当にしっかりとした既存のビジネスというものが確立されているということ・・・それをしっかりと学ぶことは非常に大きいことだと思いました。
それが補助線となって、ほかの企業を比較できるようになって、転職していくことは転職の意味も大きいように感じます。
敢えて言いたいのは、まずその補助線を引くために就職すればよいのではないかと感じています。人生100年時代、企業寿命もだんだんと短くなっていってます。そう考えると若い時に基本をしっかりと叩き込まれておくことが、ジャイアントステップにつながるように思います。
毎日の1%の成長は、365日経つと、いくらになるか・・・ご存知でしょうか。机上ではありますが、1.01^365=37.78です。さすがに1%伸び続けるのは難しいかもしれませんが、この差の大きさをしっかりと噛み締めて、日々の努力を惜しまずに生きていきたい思いました。
また佐々木さんとのトークの中で話されていたのですが、自分を変える方法を話されていました。
人間が変わる方法は3つしかない。1つ目は時間配分を変えること。2つ目は住む場所を変えること。3つ目は付き合う人を変えること。どれかひとつだけ選ぶとしたら、時間配分を変えることが最も効果的。 |
いずれにしても、自ら「変わる、変える」という強い意志が必要ですね。そして、それは会社にも置き換えることができることでしょう。「変わる、変える」という強い意志がないと。