著者:牧田 善二
永遠の若さ・・・欲しいですね。この本の言いつけを守れば老けずにいられるでしょうか。(Inobe.Shion) |
内容紹介
老化の最大の原因は、糖化だった!これまで老化の原因とされていた「酸化=体がサビる」以上に、「糖化=体がコゲる」ことで、人の体は老い、そしてあらゆる病気を引き起こしていることがわかってきました。糖化の専門家でもあり、ベストセラー医師の牧田善二先生が実際に患者さんにも指導している「いつまでも若く、病気にならない食べもの・食べ方」を紹介します。 内容(「BOOK」データベースより) 魚はお刺身で食べましょう。肉はたたきやしゃぶしゃぶがお薦めです。野菜はレモンやオリーブオイルを添えて。ワインも一緒に楽しんでください。この本を読めば、毎日の食事を楽しみながら、いまより若返ることができます。 |
牧田先生の本は、コチラよりも後に出たのを読んでいるので、そちらのほうが情報が多いかもしれませんが、復習の意味も込めて確認しておきます。
絶対に避けたい食べ物ワースト3
・フランクフルトソーセージ
・ベーコン
・フライドポテト
おぉ、、よくコンビニでアメリカンドッグを買うのですがこれもあかんってことですね。
身近な食材やサプリメントをとるだけでも、十分効果があります。重要なのはビタミンB1とビタミンB6です。 |
近年、酸化とほぼ同時に起き、酸化よりはるかに悪い影響を及ぼすことがわかってきたのが「糖化」です。こちらはひとことでいうと「コゲ」。タンパク質が糖化と結びついて劣化することです。 ・酸化→体がサビる ・糖化→方だがコゲる そして、その糖化によって体内で大量に作られるある悪玉物質が、最近のアンチエイジング医学で注目されています。「AGE」という物質です。・・・肌のシミやシワなど目に見える場所の老化だけでなく、がんや動脈硬化、骨粗鬆症、アルツハイマー、白内障など、年齢が上がるとともにかかりやすくなる恐ろしい病気も、AGEが大きな原因の一つです。老化の最大の原因は、酸化ではなく、糖化によってできるAGEなのです。これこそが、人類最大の敵といえます。(pp.10-11) |
「AGE」という名前は、英語名は、「Advanced Glycation End-Products」から頭文字をとったもので、日本語では少し堅苦しく「終末糖化産物」と訳されます。ブドウ糖などがタンパク質と結合して生まれる物質の最終反応物です。とくに高熱が加わると、AGEは大量にできます。・・・このAGEこそが活性酸素をはるかにしのぐ、老化の元凶なのです。(p.12) |
から揚げ、ステーキ、パンケーキ、トースト、焼きおにぎり、たこ焼き・・・、このこんがりとした焼き色がつくときに生まれているのが、AGEなのです。焼き色は「メイラード反応」と呼ばれます。(p.13) |
もっとも危険なのが、高温で調理することです。・・・食材のAGEを増やさないためには、できるだけ生に近い状態で食べることが大切です。加熱しないと食べられない場合も、加熱は「低い温度でさっと」が基本。どんな食材でも加熱される温度や時間が高く、長くなるほど、AGEの量は増えることが分かっているからです。(p.30) |
調理法は「ゆでる」「蒸す」「煮る」などがおすすめです。水を使う調理は、どんなに高くても100℃までですみます。(p.31) |
酢やレモンにはAGEを減らす効果があるので、食べるときにかけたり、お肉を焼く前にマリネするなどして、積極的に取り入れしょう。(p.33) |
●いつまでも若くいたければこれを食べなさい
- 赤ワイン・白ワイン
- 緑茶・紅茶
- ごま
- ハーブ・スパイス類
- エキストラバージンオリーブオイル
- 高カカオ成分のチョコレート
- しょうが
- にんにく
- 長ネギ・玉ねぎ
- ホウレンソウ
- ブロッコリー
- キャベツ
- トマト
- キノコ類
- にんじん
- ブルーベリー
- キウイフルーツ
- レモン・酢・ビネガー
- りんご
- アボガド
- 豆腐・きな粉・納豆
- 鶏肉
- 豚肉
- 牛肉
- まぐろ・かつお
- 青魚
- わかめ・昆布
- 鮭
- あさり
- 牡蠣
このあたりの食べ物を中心に、そしてAGEのあまり含まれていないものを食べながら、若さを保っていきたいものです。