著者:ナショナル ジオグラフィック 別冊 …
ナショナル ジオグラフィックの別冊で、謎多き集団についての情報が整理されています。網羅されて、なかなか興味深いのですが、個々の情報の深みについてはここではそこまではなさそうです。(Inobe.Shion) |
内容紹介
歴史の表舞台には現れない謎多き集団を追う。 秘密結社は、歴史が始まってから現在に至るまで、人類の文明の欠かせない一部であり続けてきた。 あるときは体制を転覆させ、あるときは新しい国家を作り上げてきた。またあるときは作家や芸術家に大きな影響を与え、人々の神についての考え方を変えてきた。 興味本位ではなく歴史的事実に忠実な秘密結社論。歴史地図、年表付き。 【主な内容】 ■第2章 : 中世、近世の秘密組織 ■第3章 : 近代・現代の陰謀論 |
そもそも秘密結社(Secret Society)ですが、WIkipediaの定義によると、
秘密結社とは、結社の存在そのものが構成員により秘匿される、又は、結社の存在は公になっていても、その構成員であることが、組織や構成員自身の許諾によらないで、第三者等により公開されることが禁じられている組織、あるいは、結社の活動目的や活動内容を構成員以外の第三者等に公開することが禁じられている組織などが秘密結社であると指摘される。フリーメイソンは、存在は元より、連絡先や支部などが公開されている。秘密結社の明確な定義は存在しない。 |
とあります。
この書は大きく時代を3つに区切り、それぞれの時代が発祥の秘密結社について整理されています。
ほとんどが秘密結社と言えば、「フリーメイソン」と結び付けられるくらいフリーメイソンは超有名ですが、それ以外の秘密結社について紹介されています。
あまり個人的な見解を書いてしまうと危険にされされるかもしれませんので、ここでは差し控えますが、教義自体には納得・共感できても、それぞれ狂信的にのめり込ませるノウハウもきっとあって、当初のピュアな気持ちが利用されかねないというようなこともあるかもしれません。
こういった活動においては、周りの意見も聞きながらよく考えていってほしいと思います。