以前、百聞は一見に如かずの続きについて、こちらでご紹介させていただいたことがございましたが、何とさらに続きがあるという記事を見かけました。
前回記載した情報
百聞は一見にしかず 百見は一考にしかず 百考は一行にしかず 百行は一果にしかず |
そして、さらに・・・
百聞は一見にしかず 百見は一考にしかず 百考は一行にしかず 百行は一果にしかず 百果は一幸にしかず 百幸は一皇にしかず |
さらに2つあったようなのです。
百の成果が一つの幸せ、そして、百の幸せを一つの「皇」をということなのですが、この「皇」。気になりますよね。
調べてみました。
こう 〖皇〗 コウ(クワウ)・オウ(ワウ) きみ 1. 天下を領有する者。国王。天子。君主。きみ。 「天皇・皇帝・教皇」 2. 万物の主宰者。上帝。かみ。 「皇天」すめらぎ 【皇】 天下を統治したまう天皇。 |
とございます。つまり、「万物にとっての幸せ」といった意味だと理解するといいでしょう。その手前の「一幸」は個人や限られた範囲のみの幸せ、そして「皇」は「万物にとっての幸せ」といったことで、小さな世界から大きな世界へ視座が変わっているということに理解されると良いでしょう。
それにしても、人間というものは・・・近視眼的でありますので、よりマクロに考える視座は今後ますます必要になってくるのではないでしょうか。
そういう意味でもこの言葉、最後の「一皇」までをも意識して行動していかなければなりません。