人を「その一瞬」で見抜く方法

人を「その一瞬」で見抜く方法 ―マネーの虎が明かす「一見いい人」にダマされない技術

著者:臼井 由妃

サブタイトルが、“マネーの虎が明かす「一見いい人」にダマされない技術”となっており、著者の臼井さんの経験から導かれた行動心理学といった感じでしょうか。(Inobe.Shion)

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内容紹介

何気ない仕草からその一瞬で人を見抜く驚愕スキル!

酸いも甘いも知り尽くした元「マネーの虎」の名経営者が、長年のビジネス経験を基に、
人を一瞬で見極める珠玉のノウハウを初めて明かす。「その一瞬」とは、「質問に答える
ときの目の動き」「かかってきた電話の取り方」「パーティーでの食べ方」「立ち去る
ときの背中の表情」など。

他にも、「トラブルメーカーとなる人には法則がある!」「女性は誰しも生まれながらの
女優!」「カラオケでその人の本性がわかる!」「寂しい人にはズルい人が寄ってくる」
「単純作業に現れる一流と二流の違い」「強い組織、弱い組織を見抜く方法」など、今日
から使える超実践的スキルを続々紹介!

内容(「BOOK」データベースより)

何気ない仕草の「その一瞬」で人がわかる!超実践的成功のスキル!!「人を見抜く力」は、自分が望むような人生を歩むために絶対欠かせない!

目標を問われ、「昇給すること」「管理職に就くのが目標」「同期よりも早く出世すること」などと、個人の目標が真っ先に口に出る社員がいる組織は強くなることは望めない。強い組織と弱い組織との差は、こうしたところから読み取れます。(p.50)
私は人を見るとき、「おいあくま」を一つの基準にしています。「おいあくま」とは、
「お」おごり高ぶる態度をいていないか
「い」威張っていないか
「あ」愛を万物に注いでいるか
「く」腐っていないか
「ま」マメにまじめに取り組んでいるのか
それぞれの頭文字をとり、「おいあくま」というわけです。それは自分を見つめる基準でもあります。(p.59)
何気ない会話の「助詞」に着目しましょう。会話の内容や外見には誰しも気を遣いますが、「助詞」、それも「ひと文字」には鈍感な人は多いのです。しかし、聴く側に立てば「たったひと文字」が、癇に障り嫌悪感を抱くこともあると気づきます。「たかがひと文字、されどひと文字」ひと文字で、あなたはジャッジされていると、心したほうがいいでしょう。(p.110)

これは僕もかなり気をつけています。
「こちらでいい」か「こちらがいい」か・・・このひと文字の差のことです。後者の方が印象は確実にいいんですよね。でもつい前者を使ってしまいがちです。私の経験上、気にしているかしないかだけで修正できるので、是非気にするようにしてみてください。

業種を問わず経営者や管理職の多くは、仕事中に笑顔を見せないものです。自分の笑顔によって社員に油断が生まれ、仕事に支障が生じたら取り返しがつかないからです。(p.149)

いろいろな事例を挙げながら、解説をしてくれています。私自身で、これはと思ったところだけ、備忘録も兼ねてチェックしておきました。

臼井さんの本は以前にも読んだことがあって、ちょうどこちらの内容のものを読みました。

https://style.nikkei.com/article/DGXZZO04517860W6A700C1000000?channel=DF180320167071

こちらも気にかけておくと良いと思います。

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