著者:アンダース・ハンセン
運動は脳によい影響を与えるので、無理のない運動を毎日やりなさい!これにつきます。(Inobe.Shion) |
内容紹介
★たちまち3万部突破! ★スウェーデンにあるノーベル賞決定機関「カロリンスカ研究所」。 スウェーデンで異例の大ヒットとなった、 スウェーデンにある「カロリンスカ研究所」は また、現在は精神科医として活躍し、 「ストレスを効率よく解消するには?」「集中力を切らさない技術」「底なしの記憶力を手に入れる」「やる気を科学的に高める方法」「学力を高める本当のやり方とは?」など、 脳をアップグレードして「ブレイン・シフト」を起こせば、 内容(「BOOK」データベースより) 最高峰の医学研究機関しか知り得ない、世界最新データ満載!秘められた脳の力を最大限引き出し、あらゆる能力を最大化する、究極の英知!科学的エビデンスに基づきIQ、集中力、記憶力、創造性、認知力、長寿、抗疲労など、全てのパフォーマンスを強化する。 |
脳と運動の関係・・・・それを解き明かしてくれます。
GABAは脳内の活動を抑制して変化が起こらないようにする、いわば「ブレーキ」の役目を担っている。しかし身体を活発に動かすと、そのブレーキが弱まる。運動によって、GABAが脳を変えまいとする作用が取り除かれるのだ。そうなると脳は柔軟になり、再編成しやすくなる。(p.46) |
定期的に運動を続けていると、運動以外のことが原因のストレスを抱えているときでも、コルチゾールの分泌量はわずかしか上がらなくなっていく。運動によるものでも仕事に関わるものでも、ストレスに対する反応は、身体が運動によって鍛えられるにしたがってジョジョの抑えられていくのだ。(p.61) |
身体を活発に動かすと脳の血流が増える。前頭葉にたちまち大量に血液が流れ、機能を促進する。さらに、運動を長期にわたって続けると、やがて前頭葉に新しい血液がつくられ、血液や酸素の供給量が増え、それによって老廃物がしっかり取り除かれる。それだけではない。定期的に運動を続ければ、期間は長くかかるものの、前頭葉は物理的に成長までする。(pp.66-67) |
1時間程度の散歩を習慣にしている健康な成人の前頭葉を定期的に測定した結果、前頭葉を含む大脳皮質が成長していたという。(p.67) |
これはさすがにどうかと思いますが、最初からずっと身体を動かせというのは、ぶれずにずっと言ってますね。
GABAは、ストレスが書かている状況下で脳の活動を鎮め、脳細胞の興奮を抑える「消火器」として働くアミノ酸だ。(p.69) |
運動してドーパミンを増やせば、報酬系と前頭葉、2つの「集中力を左右する部位」に一気にアプローチ出来るのである。(p.118) |
定期的な運動は抗うつ剤に匹敵する効き目がある。(p.147) |
いくつかこれまでの常識がひっくり返りました。
そういう意味でも新鮮な情報です。