著者:梶本 修身
疲労医学というのがあるのですね。その最新の疲労医学でわかる36の習慣の指南です。うまく組み入れたいと思います。(Inobe.Shion) |
内容紹介
■日本で唯一の「疲労医学」の教授が大公開! !「しっかり寝たはずなのに、お昼すぎには眠くて仕方がない」
「夜、家に着くと、グッタリ疲れて、遊ぶ余裕もない」
「熱い湯船に肩までザブンと浸かったのに、疲れが抜けない」
「昨日は久々に早めに帰宅したのに、全然疲れがとれていない」
「コーヒーを飲んでも、疲れがとれなくなってきた」
疲れがとれなかったのは、
あなたに問題があるのではなく、
やり方が間違っていただけ!
本書を読めば、すべてを解決!
●お風呂に入ると、逆に疲れてしまう! ?
●座っている時間が長いほど、疲れがたまってしまう! ?
●疲れたときは、牛肉は食べてはいけない! ?
→これ、すべて「疲れ」の原因だったのです!
なぜあの人は疲れていないのに、わたしは疲れきっているのか?
「同じことをしているはずなのに」ではあなたの疲れは一生消えない!
疲労・睡眠の専門家としてテレビ、雑誌で話題の著者が、
最新科学に基づく「疲れない習慣」「疲れる習慣」を徹底解明!
内容(「BOOK」データベースより)
どんな方法でも「とれなかった疲れ」を解消し、「疲れない体」が手に入る習慣!疲労の原因は「体」ではなく「脳」である。日本で唯一の疲労医学の教授が教える、科学的に正しい疲労回復法。
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6つの章の大きな括りでTIPSといっていいのか、「どっちがいい?」というかたちで、書かれています。分かりやすいです。
本題に入る前のプロローグですが、驚くの事実がいくつか書かれています。
最新の疲労研究では、これら(肩こり、頭痛、ふれふらするなど・・・)の症状全てが、実は「からだの疲労」ではなく「脳の疲労」、なかでも「自律神経中枢の疲労」であることが判明しています。(p.14) |
交感神経が支配する時間を減らし、副交感神経が優位な状態を多くすれば、日常の疲労を減らすことができるのです。このようにして、自律神経のバランスを整えれば、「疲れ」をコントロールできます。(p.18) |
ではまずは「第1章 生活習慣」のところで覚えておきたいところをピックアップしていきます。
詳しくは、本書を読んでいただきたいのですが、ここでは私の備忘録のために、端的に著者の回答をズバリ書いていきます。
- 1日を過ごすなら、「家の中」
- 自由気ままより、「規則正しい生活」
- 座りっぱなしは厳禁。1時間に1回は立ち上がる。
- リラックスできるのは、「暖色照明」
- 座るなら、柔らかめより「硬めのソファー」
- いくら日焼け止めクリームを塗っても目から入る紫外線で肌は黒くなる。日焼け止めクリームよりも「サングラス」
- テレビはボーっと見ていられるが、スマホは興味深く集中してみるので、スマホは疲れる。
- 熱いお風呂は交感神経を刺激するので、ぬるいお風呂がいい。疲れたときは本当はシャワーだけでいい。
- 午前中働いたら昼は軽い睡眠をとって脳を休ませ、午後はそれから働く。これこそが人間の身体に適した健康的な働き方。目を閉じるだけでも、脳が処理すべき情報量がガクンと減るので脳もまた休むことができる。
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次は、「第2章 睡眠」です。
- 睡眠時間は最低でも5時間必要。ただし、眠りの「質」によって、人それぞれ睡眠時間には違いがある。
- 横向き寝にするといびきをかかずに深い睡眠になる。いい睡眠には酸素を豊富に取り込むことが必要で、そのためには横向き寝が最適。
- 冷房は寝ているときにもつけっぱなしにして、除湿機能や扇風機を使って、体感温度が最適になるようにする。
- 夜寝る前にコップ一杯の水や白湯を飲むと睡眠の質が高まる。
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続いて「「第3章 運動」のトピックはそれほど目新しいことはなかったので、「第4章 食習慣」に進みます。
- 1日3食が「疲れない人」になるための第一歩。朝食は当分摂取を意識して、バナナやブドウを食べるとよい。
- 栄養ドリンクを飲んでも疲れは取れない。疲れが取れるどころか、疲れが取れたように錯覚する「隠れ疲労」を起こす原因になる。
- 甘いものでも疲れは取れるが、酸っぱいもののほうがより疲れが取れる。梅干しやレモンなどに含まれるクエン酸が疲れをいやしてくれる。
- 紅茶もコーヒーも疲れがなくなったと勘違いしてしまう「隠れ疲労」の原因になる。でも、コーヒーをちょびちょび飲むと健康にいい効果が期待できる。
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次は「第5章 場所」です。
- 疲れを癒す効果が科学的に認められているのは「緑林の香り」だけ。ただし、本当の癒しの空間は香りだけでは作れない。
- 「窓を閉め切った部屋」は「ゆらぎ」が生まれないので、疲れがたまりやすい。エアコンをつけるときでも、窓は少し開けておく方がいい。
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最後は「第6章 働き方」です。
- デスクワークも肉体労働も、どちらも疲れは同じようにたまる。だから、今日は仕事で頭を使ったから、夜は体を動かそうと考えて運動すると、さらに疲れをためることになる。
- 仕事は根を詰めてやり切るよりも、やりかけでいいから適当に切り上げて変える方が疲れをためにくい。
- 夏にクールビズで室温を28℃にすると、疲れがたまり、さらに生産性も下がってしまう。室温は25℃に設定するのが、体にも仕事の効率にも最適。
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非常にわかりやすく書かれています。知っていることも理論立てて書かれているので理解が深まりました。
ここに挙げたこと・・・意識しながら、疲れない身体をつくっていきたいです。
こちらも読みましたが、あまりにコリがひどいので、楽になった感はないんですが、ひどくなるのを抑えられているような気がしないでもない・・・そんな感じでしょうか。
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