パスファインダー作成法:主題アクセスツールの理念と応用
著者:鹿島 みづき
★読書前のaffirmation!
[きっかけ・経緯] 図書館の新刊で発見。
[目的・質問] パスファインダーとは何ぞや?というところから。
まずは、「パスファインダー」とは何ぞや・・・その定義ですが、下記のように書かれています。
「パスファインダー」とは直訳すると「道しるべ」ですが、本書では、図書館パスファインダー(Library Pathfinder)のことを常にパスファインダーと呼んでいます。著者は便宜上「利用者が特定の主題に関する情報収集を図書館で行う際の、最初のとっかかりとなる図書館資料もしくは図書館から提供される各種情報資源のガイドもしくは要チェックリストのようなもの」と定義してきました。(P.10) |
パスファインダーは定義自体が難しいようですが、構造上の特徴として下記のようにまとめられています。(P.34)
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パスファインダーは次の6つの要素から構成されます。(P.34)
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このあたりは、ネットショッピングで消費者が早く探している商品を見つけられるようにしていくためにも考え方としては同じものがあるように思います。
専門化されすぎて、他の分野に応用できてのにされていないというようなこともいっぱいあるような気がします。そういう意味では、いま求められるのは、横串的としての「人類学」であったり、リベラルアーツであるように思う、今日この頃であります。